夏はムツゴロウ、冬には渡り鳥が見られる「順天湾」

 順天湾(全羅南道順天市)は40キロメートルにわたる海岸線に取り囲まれている。干潟・葦原・塩沼などが広がり、順天湾のアシ群落と干潟は2003年度に「沿岸湿地保護地域」に指定された。

 広大な葦原と干潟は、韓国ではほかにない壮大な景観。真夏には干潟でムツゴロウをとる漁師たちの姿が見られ、冬は約200種の渡り鳥が舞う。自然生態館と葦原の間にかかるデッキで散歩を楽しむことができ、竜山展望台などの施設も整備されている。

 展望台に登ると、干潟や葦原、S字型にくねる水路などが一望できる。
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