群山のオススメ店、中華の名店から韓国初のパン屋まで…

  • 群山を訪れたらココへ!

     濱海園は、年月を重ねた重厚感ある雰囲気がすばらしい。もともと仁川市にあった同店が全羅北道群山市に移転したのは1952年。そのときから2代にわたり店を守っている。ここの人気メニューは酢豚(1万8000ウォン=約1800円)とカンチャジャン(チャジャン麺〈韓国式ジャージャー麺〉の別盛りバージョン、5500ウォン=約550円)。中国料理は油っぽいという考えを消してくれるような味だ。住所:群山市永和洞トンリョンギル57

     群山には濱海園のほかにも、週末になると長い列ができる中国料理店がたくさんある。ソウォン飯店のチャプチェ(春雨炒め)ご飯をはじめ、ボクソン楼や雙龍飯店のチャンポン、吉林省のコチュ(唐辛子)チャジャンなどが有名だ。

  •  郡山を訪れたなら、絶対に外せないパン屋がある。まさに韓国で最も古いベーカリー、李盛堂。同店は1945年にオープンした。李盛堂ができる前にも同じ場所で1910年から日本人が和菓子店を営んでいたため、ここでは100年以上、甘い香りが漂っているというわけだ。

     李盛堂の定番メニューと言えば、アンパン(1300ウォン=約130円)と野菜パン(1500ウォン=約150円)。平日にもこれらのパンを買うために30分以上並ぶことがある。住所:群山市中央路177

     1泊2日の日程で群山を訪れたなら、ぜひハニルオクで朝食を。牛肉・大根スープ(8000ウォン=約800円)はスープが澄んでおり、すっきりとした味わいだ。大根と韓牛(韓国伝統の肉牛)を入れて長時間煮込んでいる。このスープが有名になり、以前はタクシーの運転手がよく通う小さな店だったのに、今では全国から訪れた客で朝から混み合う人気店になった。

     2年前に移転した今の建物は、日本による植民地時代に外科病院として使われていたもの。2階には骨董品展示館があり、食事をするために待つことになっても退屈することはない。また、ハニルオクの前には映画『8月のクリスマス』に登場する写真館がある。住所:群山市月明洞クヨン3キル63
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