安東で古民家体験&ご当地グルメを楽しもう!

  •  およそ800年の歴史を誇る鳳停寺(慶尚北道安東市)の極楽殿(国宝15号)は、韓国最古の木造建築物。そのほかにも文化財クラスの木造建築物が多いことで知られる安東での古民家体験は格別だ。安東では150カ所で「古民家ステイ」可能で、ここ2年間に16万人余りが訪れた。各家には、韓紙(韓国の伝統製法ですいた紙)や木工芸、伝統民俗体験、天然染色、茶道体験、わら工芸、宗家の料理体験など、個性あふれる体験プログラムが用意されている。



  •  安東のご当地グルメとしてはチムタク(鶏肉を野菜や春雨などと一緒に煮込んだ料理)が代表的だ。西部洞にある旧市場のチムタク通りには、専門店が29軒ある。「元祖安東チムタク」は、切った鶏肉のほか人参、ジャガイモ、タマネギに唐辛子、しょう油などのタレを加えて煮込み、ホウレン草、ネギ、春雨を入れてもう一度煮たらでき上がり。

     祭祀(さいし)を行い客をもてなすという意味の奉祭祀、安東伝統の味を楽しみたかったら、ホッチェサバプと呼ばれる安東式ビビンバがオススメだ。安東特有の祭祀料理を普段から食べられるようにした、ビビンバの一種だ。数種類のナムルとご飯を混ぜて食べるもので、牛肉の串焼き、サメ肉、エイ、タコ、汁ものなどが添えられている。安東ダム入り口にはホッチェサバプ店が並んでいる。
クォン・グァンスン記者
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