こんなの見たことない! 風変わりなかき氷が続々登場

  •  かき氷の季節がやって来た。連日初夏のような暑さが続く中、一足早く訪れた夏を迎えるかのように、業界ではさまざまなかき氷を売り出している。今までの氷あずきやフルーツかき氷とは異なる、マッコリ(韓国伝統の濁り酒)で作ったかき氷、ドライアイスかき氷など、風変わりなかき氷が登場し、人々の好奇心を刺激している。見るからに涼しげなかき氷、体の中まで涼しくしてくれるかき氷…。今年新たに登場したかき氷を見てみよう。

    ◆見るからに涼しげなドライアイスかき氷

  •  コンラッド・ホテル(ソウル市永登浦区)は夏に備え、見るからに涼しげなドライアイスかき氷を売り出した。マンゴーかき氷、グレープフルーツかき氷の2種があり、ドーム型の蓋を開けるとひんやりしたドライアイスの煙が現れ、視覚的にも清涼感を与える。また、かき氷を最高の状態で楽しめるよう、ドライアイスの冷気が最適の温度を保つ役割を果たし、最後までおいしく食べられる。

    ◆コーンで食べるアイスクリームかき氷

  •  かき氷を手軽に食べられないだろうか。アイスクリーム・パーラー・チェーン「バスキン・ロビンス」は夏を迎え、気軽に食べられるかき氷を発売。これは、牛乳氷の上にアイスクリームとさまざまなトッピングをのせた商品で、バニラアイスクリームの上に小豆や植物の種、ヨモギ餅などをのせたもの、「ママは宇宙人」アイスクリームの上にサクサクのチョコボール、チョコレートシロップをのせたものの2種がある。皆で座ってスプーンで食べる従来の形態ではなく、コーンタイプのアイスクリーム状になっているため、一人でも気軽に楽しめる。

    ◆週替わりで楽しめる世界のかき氷

  •  フォーシーズンズ・ホテル(ソウル市鍾路区)の「Maru」では9月30日まで、12種の一風変わったかき氷を提供する「ワールド・オブ・かき氷」プロモーションを展開する。同プロモーションの最大の特徴は、世界各国からインスピレーションを得た8種のかき氷を毎週一つずつ、週替わりで提供するという点。米国ボストンからインスピレーションを得たシナモンアップルかき氷をはじめ、カナダ・バンクーバーからインスピレーションを得たブルーベリーかき氷、イタリア・ミラノのバジル・オレンジかき氷、京都の抹茶餅かき氷、スイス・ジュネーブのチェリーかき氷など、毎週異なるかき氷を味わえる。そのほか4種の定番のかき氷は期間中いつでも食べられる。かき氷の価格は3万2000ウォン(約3200円)から。

    ◆デザートなの?お酒なの?マッコリかき氷

  •  パーク・ハイアット・ソウル(ソウル市江南区)では今年、マッコリかき氷を提供。ホテル業界で初めて売り出すマッコリかき氷は成人を対象とした商品で、有機米でつくった最高級のウゴク酒を使ったマッコリアイスにマッコリクリームのほかさまざまなベリー類、オレンジなどをのせたもの。子ども連れの場合は、マッコリアイスをミルクアイスに変えることができる。価格は4万ウォン(約4000円)。

イム・ソミン記者
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