パン好き集まれ! KTXでめぐるパンの旅
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版 イム・ソミン記者 | 2017/08/12 11:08
  •  韓国ではここ数年間でデザート文化が急速に進化し、全国各地で人気ベーカリーが誕生している。「パン地巡礼」という言葉まで登場したほどで、むしろ旅行よりもパンを食べるためにその地域を訪れるケースが増えている。口コミで全国に広まったベーカリーをめぐり、韓国高速鉄道(KTX)の駅を中心に、海外の有名店に劣らぬわが国固有の名店を紹介しよう。

    ■KTX大田駅「聖心堂」

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     大田にある聖心堂は1956年、大田駅前で蒸しパン屋としてスタート。2012年に大田駅に2号店をオープンした後、口コミで広まり、大田を代表するベーカリーとなった。代表的なメニュー「揚げそぼろ」は、あんパン、そぼろパン(日本のメロンパンのようなもの)、ドーナツの味を一度に楽しめるパンで、一日に1万5000個も売れるという。揚げているので一般的なそぼろパンに比べサクサクしていて香ばしく、あんこの甘みが強いのが特徴。また、聖心堂は2015年1月に韓国鉄道公社(KORAIL)と協約を結び、「揚げそぼろはKTXに乗って」というタイトルでKTX特送サービスを開始し、今では全国どこでも揚げそぼろを注文することができる。

    ■KTX東大邱駅「近代通りあんパン」

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     KTX東大邱駅で降りると、ベーカリーの前にできた長蛇の列が目に入ってくる。近代通りあんパンはその名の通り、あんパンが主力商品で、手作りのあんことナッツ類が絶妙なハーモニーをなしている昔ながらのあんパンをはじめ、ほのかな香り・味の抹茶クリームが入った抹茶生クリームあんパン、淡泊な味わいの生クリームが入った生クリームあんパンがある。パンにたっぷりクリームが入っているのが口コミで広まり、ソフトですっきりとした甘さで大邱はもちろん、全国的に人気を集めるようになり、昨年ソウルに1号店をオープン。仁川など首都圏で店舗を増やしている。

    ■KTX全州駅・PNB豊年製菓

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     PNB豊年製菓は1951年にオープンし、3代続く全州の郷土製パン業者だ。全州に行くと、PNB豊年製菓のボックスを手にした人を道端でよく見掛けるが、PNB豊年製菓の主力商品である手作りチョコパイは、一日に数千個売れるという。PNB豊年製菓はパンを焼くとき、温度や時間など、昔のレシピそのままの伝統的スタイルを守っている。特に手作りチョコパイは、チョコレートとやわらかいバタークリーム、甘いイチゴジャムの絶妙なハーモニーで甘さと香ばしさ、ヘルシーさまで感じられるのが特徴。今ではロッテ百貨店本店(ソウル市中区)、現代百貨店狎鴎亭店(ソウル市江南区)などにも入店しており、ソウルでも手軽に味わえるようになった。

    ■KTX新慶州駅・皇南パン

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     78年の歴史を誇る慶州の名物・皇南パンは、KTX新慶州駅とKTX東大邱駅に入っている。皇南パンは卵を加えた小麦粉の生地にあんこをたっぷり入れ、菊の模様を入れて焼いたもので、人工甘味料や防腐剤が全く入っていないのが特徴。また、水と小麦粉の比率を厳しく守っており、その結果、生地が薄くしっとりしている。皇南パンならではの味を守るため、皇南パン用に特別に製粉した小麦粉を使っているほか、小豆は国産にこだわっているという。

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