済州の水&ミカンの皮を使ったビール「済州ヴィットエール」登場

  •  済州道の名前が入ったビールが登場した。

     韓国最大規模を誇るクラフトビール・ブランド、済州ビール(代表ムン・ヒョッキ)がおよそ5年にわたる研究の末、「済州ヴィットエール」を皮切りに、8月1日から正式に販売に乗り出した。済州ビールは、米国の代表的なクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリーにとってアジア初の兄弟会社で、済州道翰林邑に醸造場を設立。韓国で初めて世界的なビール設備コンサルティング会社が設計を手掛けるなど、最先端の設備を取り入れ、高品質のクラフトビールを提供する予定。


  •  済州ビールは済州の水と済州で有機栽培されたミカンの皮を使っており、ほのかにミカンの香りがするさわやかな風味を実現したのが最大の特徴で、ドイツ産の大麦麦芽や小麦麦芽を使用しており、口当たりがソフトなため、エールビールに慣れていない人たちも気軽に楽しめる。また、黒豚の焼き肉、サバの刺し身、ブリの刺し身など、やや重い感じの済州の郷土料理にもよく合う。

     済州ヴィットエールはアルコール度数5.3%で、300ミリリットル、630ミリリットル、20リットル(ケグ入り)があり、今後500ミリリットル入り缶ビールも発売予定だという。

     なお、済州ビールでは8月12日から一般の消費者を対象に醸造場ツアー・プログラムをスタートする予定。醸造場ツアーに参加するには事前予約が必要で、1日から済州ビールの公式ホームページで受け付けている。
イム・ソミン記者
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