仁川でスタミナ料理を味わうならココ! オススメ10店

  •  暑さに疲れた体に気力を吹き込み、失った食欲をよみがえらせてくれる「マッカンス(マッ〈味の意〉+バカンス)」を楽しむため、仁川に出掛けてみてはいかがだろうか。仁川観光公社がオススメするグルメスポットと人気メニューを見てみよう。

    ■インヒョン丸鶏参鶏湯

  •  韓国を代表するスタミナ料理の一つ、参鶏湯(サムゲタン)は、三伏(日本の土用の丑の日に相当)に最もよく食べられているメニュー。仁川でサムゲタンの聖地と呼ばれているのが、同市中区にあるインヒョン丸鶏参鶏湯本店だ。ここでは昔ながらの参鶏湯の淡泊な味を楽しめる。

    ■ソムン丸鶏参鶏湯
  •  仁川市南区にあるソムン丸鶏参鶏湯も、創業40年以上の伝統を誇り、参鶏湯のほか焼き料理も人気メニュー。

    ■ソンチャンジプ

  •  夏を代表するスタミナメニュー、ウナギ。江華干潟ウナギは江華島のきれいな干潟で育ったウナギで、一般的なウナギに比べ2、3倍大きく、地鶏のように歯ごたえがあり、肉質が厚いことから、仁川地域を代表するスタミナメニューと言える。江華で名の知れたウナギ店が集まっているドリミウナギ村は海水と淡水が混じり合う汽水域にあり、ウナギで有名になった。中でも創業40年ほどで最も古いソンチャンジプでは、炭火焼きだけでなく、骨せんべい、内臓料理など、さまざまなウナギ料理を味わえる。

    ■マクチュルレ刺し身店

  •  仁川市南区にあるマクチュルレ刺し身店は、6-8月に旬を迎えるハモが有名だ。ハモの骨を煮込んで作ったスープに貝、みそを入れたものに、丁寧に下ごしらえしたハモをさっとくぐらせて食べるしゃぶしゃぶは、栄養も味も逸品だ。

    ■ファサン刺し身店

  •  夏が旬のニベは、わが国で昔から食べられてきた魚で、栄養たっぷり。掘業島や徳積島は1920-30代、ニベの取引で名前が知られた。もともと仁川はニベ漁の中心地だったが、次第に南下し、今では全羅道が有名になった。しかし、今でも仁川の新浦市場一帯にはファサン刺し身店、キョンナム刺し身店、徳積食堂など、ニベ料理専門店が軒を連ねている。

    ■カフェOZ
  •  暑くなると、自然と冷たいものを食べたくなる。仁川チャイナタウンそばの松月洞童話村にあるカフェOZでは、チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)誕生の地・仁川をモチーフにしたチャジャンかき氷を開発し、人気を集めている。器に麺風に盛られたアイスクリーム、チャジャンソースを思わせる小豆、チョコレート、そしてシロップが入った注射器、さまざまなフルーツのトッピングが添えられている。見た目の面白さ、選べるトッピングが特徴。

    ■元祖ハルモニ冷麺
  •  一般的に冷麺と言うと、平壌、咸興など北朝鮮式冷麺を思い浮かべる。しかし、仁川も冷麺の有名な都市だ。仁川市東区花平洞に行くと、1980年代半ばから形成されてきた冷麺通りがある。90年代ごろ、周辺の工場の労働者たちが麺のお代わりを求めるケース多く、最初から大盛りにして提供し始めたのだが、これが現在の冷麺通りの代表的なメニューである洗面器冷麺を生んだ。

    ■一味花平洞冷麺
  •  ここでは夏を代表するフルーツ、スイカを半分に切って中をくり抜き、さわやかな果肉とともにビビン(混ぜ)冷麺を味わえるスイカ冷麺を提供している。

    ■仙女風刺し身店
  •  乙旺里海水浴場近くにある同店は、皇帝ムルフェ(水刺し身=刺し身に氷水、唐辛子みそ、野菜などを入れて食べる料理)で有名だ。ムルフェを一つ頼めば数人で分けて食べられるほどたっぷりの量が提供され、魚のほかアワビ、ナマコ、ホヤ、タコなどさまざまな海産物が入っており、さっぱりとしたスープを味わえるし、スタミナもつく。

    ■景福宮刺し身ヤンニョム店
  •  蘇莱浦口にある景福宮刺し身ヤンニョム店では、新鮮な海産物とともに牛肉のジョンが入った、異色の肉ジョンムルフェを提供している。海の香りと肉の香ばしさがマッチし、よりいっそう特別な味を誇る。
ソ・ミヨン記者
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