文化芸術が息づくソウル・瑞草でソリプルフェスティバル開催

  •  ソウル市瑞草区は9月16日から24日まで、方背洞のカフェ通り、良才洞のマルチュク通り、盤浦洞のソレ村など、区内27のエリアで「2017ソリプルフェスティバル」を開催。

     ソリプルは、瑞草を意味する固有語だ。昨年10車線の盤浦大路の通行規制を実施し、大規模なパレードを繰り広げたのとは異なり、今年は区内のあちこちで小規模なイベントを行う。1980-1990年代ににぎわっていた方背洞のカフェ通りが中心。ここは24日午後3時20分から大きなキャンバスに変身する。市民たちは7000平方メートル規模の2車線のアスファルトの上に10色のチョークで自由に絵を描くことができる。同じ場所で午後4時から1時間にわたり繰り広げられる都心のパレードは、フェスティバルのハイライトだ。
  •  長さ700メートルの通りでは、400人余りがラテンダンスやサンバダンスを踊る。「アベンジャーズ」など映画やアニメのキャラクターのお面をかぶった人が20人ほど電動立ち乗り二輪車などに乗って市民たちと交わり、興を添える。マルチュク通りなど120の路地にある商店では、10-20%割引イベントを実施。

     21日午後3時30分には、マルチュク通りで馬をテーマにしたイベントを開催。マルチュク通りという名前は朝鮮王朝時代、済州道からやって来た馬にエサを食べさせようと休んでいた場所であることから付けられた。市民たちはこの日、乗馬体験やエサやりなどをすることができる。

     方背洞のサイッキル(間の道の意)では19日午前11時から、11の工房が参加し、イベントを開催。陶磁器や香水などをつくって展示する工房体験やフリーマーケットが予定されている。韓国の中の小さなフランス、ソレ村では17日午後6時から、楽団による演奏会が開催される。瑞草区のチョ・ウニ区長は「今年で3回目を迎えるソリプルフェスティバルを今後、スコットランドのエディンバラ・フェスティバル、フランス・ニースのカーニバルに劣らぬ市民参与型のフェスティバルに成長させたい」と語った。
イ・ヘイン記者
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