利川米文化フェスティバルで豊かな秋を満喫!

  •  米の産地として知られる京畿道利川市で、豊かな秋を満喫できるイベントがある。利川市が10月18日から22日まで、雪峰公園一帯で開催する「利川米文化フェスティバル」だ。地域の特産品である米を広くPRするためのイベントで、今年で19回目を迎えた。

     会場となる雪峰公園には、テーマ別に11の広場が設置される。豊年広場、遊びの広場、農耕広場では豊作を願う利川亀遊び、伝統婚礼、わら編み、脱穀など伝統的な風習や稲作の過程を経験できる。市場では王様印の利川米など、利川産の農畜産物が展示・販売される。音楽、マジック、ダンス、パントマイムなど、さまざまな公演も開催される。

     米飯カフェや新米通りでは、興味深いイベントが毎日繰り広げられる。昼12時と午後2時には、巨大な釜で2000人分のご飯をたき、1杯2000ウォン(約200円)で販売。しゃもじの代わりにスコップでご飯を混ぜるパフォーマンスは、米文化フェスティバルの名物だ。

  •  「利川米飯名人戦」は、釜飯の名人たちがかまどでご飯をたき、評価を受けるという、対決形式のプログラムだ。また、600メートルを超えるカラフルなカレトック(細長い棒状の餅)を切れないよう作る「虹のカレトック作り」も見ものの一つ。

     利川市はイベント期間中、首都圏電鉄京江線の利川駅とイベント会場を行き来するシャトルバスを平日は15分おき、週末には10分おきに運行する。

     利川には家族で陶磁器作りを楽しめる陶芸村がある。旅の疲れを癒す温泉、韓国最大規模のキッズ専門館を誇るプレミアムアウトレットも、多くの人が訪れる観光スポットだ。

利川=クォン・サンウン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
トラベル の最新ニュース