平昌五輪の晩さん会に登場、炭酸マッコリってどんな味?

  •  炭酸マッコリ「オヒ」が2018年平昌冬季オリンピック開幕式の晩さん会で振る舞われた。「オヒ」は慶尚北道聞慶市のメーカーが、2014年に農村振興庁が開発した炭酸ガスの含有量を自由に調節できる技術の移転を受けてつくった炭酸マッコリで、地域でとれたコメと聞慶の特産物である五味子を原料としている。

     このマッコリは炭酸が豊富に含まれており、口の中に広がる清涼感が特徴。マッコリをつくるときブドウ糖の添加量を調節し、発酵過程で酵母がつくる二酸化炭素(炭酸)の含油量を増やし、発泡性を向上させたというわけだ。

     糖分の添加量を調節して発泡性の強さを高めたり低めたりすることができ、このとき使用するブドウ糖をはちみつやリンゴ、ブドウなどの天然果汁に変えればさまざまな風味を出すことができる。
  •  また、発酵工程でマッコリの沈殿物を最少化することでざらざらとした後味をなくし、沈殿物の量を減らしたため服についてにおいがしたり、染みになるなどの問題が減り、シャンパンのように乾杯酒として使うことが可能だ。

     特にマッコリは発酵により生じる炭酸ガスを調節することができず、炭酸ガスがふたから排出されるため、マッコリの瓶が倒れると中身が漏れるという難点がある。しかし、炭酸マッコリは炭酸ガスの量を正確に調節することができるため、ふたで完全に密閉し、内容物がこぼれないようにすることが可能。

     この炭酸マッコリは、百貨店や該当の醸造所で販売されており、昨年12月からはオンラインを通じて購入することもできる。
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