こんなの初めて! エゴマの葉やミカンを使ったビール続々登場

  •  今やビールは単なる酒ではなく、一つの文化として成長を遂げ、さまざまな味や香りを楽しめる商品が登場している。何より、韓国産の麦やミカンなどさまざな食材を活用し、ビールの味の範囲が広がっていることを知らしめてくれる、既存のビールの味とは異なる一風変わったビールを紹介しよう。

    ◆エゴマの葉ビール

  •  エゴマの葉を使ったビール「エゴマの葉一杯」が登場。これは、リレー形式でお目見えする韓国クラフトビール協会の最初の商品で、クラフトビールの活性化と醸造市場の拡大を目指し、11のブルワリー(ビール醸造所)が参加した。「エゴマの葉一杯」はビールの主な原料であるホップの代わりに韓国産エゴマの葉を使ったもので、エゴマの葉特有の香りと味がビールに染み込み、ほろ苦く香ばしい味わいが特徴。フルーツの香りとやや酸味のあるスタイルのセゾンビールをベースにつくられており、アルコール度数は6.1%だ。3月9日から全国10カ所の売り場で味わうことができ、1万杯限定生産される。

    ◆麗水ビール

  •  地域の名前が付いたビールがまたも登場した。平昌ビール、達西ビール、海雲台ビールなど、地域の名前やイメージを込めたビールが人気を集めていることを受け、夜の海のロマンを込めた「麗水ナイトエール(麗水ビール)」が発売された。麗水ビールはコリア・クラフト・ブルワリー(KCB)が売り出した商品で、さまざまな麦芽のブレンドをを通じ、モルトの味をよりいっそう引き出し、カラメルモルトから感じられる香ばしさ、全羅南道で収穫された麦を使っていることによる特有のボディー感が、バランスよく調和している。アルコール度数は5.0%で、誰でも負担なく味わえる。

    ◆済州ウィットエール

  •  昨年オープンした韓国最大規模のビール醸造所である済州ビールは、済州の特産品であるミカンを使い、ビールを生産している。済州ビールの「済州ウィットエール」は、きれいな済州の水、ミカンの皮を使って作られており、さわやかですっきりとした風味を誇る。アルコール度数は5.3%で、気軽に楽しめる。
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