1杯270円も! 気軽に楽しめる「ワインカフェ」が人気

  •  今ではコンビニエンスストアでもワインを購入することができるが、依然として「ワイン=高くて難しい酒」という認識が強い。それほど敷居の高かったワインがだいぶ身近なものになっている。ワインを専門に扱っている「ワインカフェ」のおかげだ。ビアホールのような雰囲気で、価格も手ごろなため、学生やサラリーマンの間で人気が高い。

     ワインカフェは一般的なコーヒーショップと運営方式が似ている。夜遅く営業しているワインバーとは異なり、午後早くに開店し、高級感漂う雰囲気の代わりにカジュアルな雰囲気を演出。価格が手ごろなのも特徴だ。ソウル市鍾路区益善洞のワインカフェ「雁の巣」には1杯2700ウォン(約270円)のワインもある。ワインカフェ・チェーン「1杯チャチャ」には1杯4900ウォン(約490円)からあり、1本2-3万ウォン(2000-3000円)台。ワインを簡単に決められるよう、味や糖度、ボディー感などの説明が書かれたメモを提供し、ワインの授業も行っており、ワイン初心者たちに人気が高い。ワインのほかコーヒーやフルーツジュースもあり、ワインに合うつまみから韓国料理まで、さまざまな食事メニューも提供している。

     最近ワインの勉強を始めたというサラリーマンのパク・アヒョンさん(30)は「さまざまワインを飲んでみたくてもかなり高いので負担に思っていたが、ワインカフェは価格が比較的リーズナブルで、友人同士で行きやすい。ワインバーが学校だとしたら、ワインカフェは前もって予習できる塾のよう」と語った。
チョン・ユジン記者
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