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四大名節の一つ「寒食」に冷たいものを食べるのはなぜ?

  •  旧正月、端午の節句、秋夕(中秋節)と並んで四大名節の一つとされる
    寒食は冬至から105日目に当たる日だ。韓国で寒食をいつから名節としているのかは知られていないが、高麗、朝鮮王朝時代の記録には寒食を重要な名節として守ってきたという記述がある。

     一般の人々は寒食になると墓参りをし、牛の状態を確かめるために牛を動かしてみたり、農作物の種をまいたり苗を植えたりした。
  •  寒食は火を使わず冷たいものを食べたことからその名がついた。寒食は古代中国から伝えられた文化。晋には介子推という忠臣がいたが、長い間亡命生活を送りながら補佐してきた王が政事に明け暮れるあまり自分のことを忘れ、登用しなかったことに失望し、山にこもってしまった。王が後に自分の過ちに気づき、介子推を呼び戻そうとするが、介子推は出てこない。王は介子推を山から連れ出したい一心で山に火を放つが、介子推はとうとう現れず、焼け死んでしまった。人々はその後、介子推の魂を慰めるため、冷たいものを食べるようになったという。

     そのほか、寒食に冷たいものを食べるのは、毎年春に新たな火をおこす前、一定期間火の使用を禁じた古代の宗教に由来するという説もある。古代には火にも生命があり、周期的な甦生が必要だと思われていて、古い火は人々に悪い影響を与えるため、毎年火を消して新たにおこしてから使用する儀式を周期的に実施していた。

     寒食は陰暦を基準にしておらず、陰暦の2月または3月に迎える。2月に寒食がある年はいい年で暖かいとされ、3月の場合は地域によって改莎草をしない。改莎草とは、墓の芝生を植え替え、墓の周りに木を植えることを言う。
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