肉にコーラ…芸能人が紹介した異色のラーメンレシピ

  •  バラエティー番組『私たちの日曜日の夜』(MBC)の人気コーナー「パパ、どこに行くの」の「チャパグリ」からイ・ギョングの「ココ麺」まで…。テレビに登場する麺料理は変身を繰り返してきた。既存の調理法にそのまま従うのではなく、それぞれ好みに合わせて手を加えるのが、今や一つのトレンドとして定着している。高級感があったり独特だったり、放送されるやいなやリアルタイム検索ワードランキングで上位にランクインし、味も抜群だという芸能人たちのレシピを見てみよう。

    ◆イ・サンミン「カプル麺」

  •  イ・サンミンはカレーとプルコギ(韓国風すき焼き)、そしてうどんを組み合わせたカプル麺を披露した。簡単に手に入れやすい材料であるカレーやたれに漬け込んだ肉の組み合わせで、調理方法も簡単なことから、多くの人のチャレンジ精神に火をつけた。


     作り方は、まず牛肉をプルコギのたれに1時間ほど漬けてから炒める。残ったたれは捨てるのではなく、水とカレーを混ぜてうどんをゆでる。すると、うどんにプルコギのたれとカレーが染み込み、麺の味と食感がよりいっそうよくなる。ゆでた麺の上にプルコギと半熟の目玉焼きをのせ、パセリパウダーを振り掛ければカプル麺のでき上がり。

     プルコギを漬け込む時間を除けば10分ほどで完成し、原価は6900ウォン(約690円)だという。味はそれ以上の価値があるとの評価を得た。

    ◆テ・ジナ「牛乳コーララーメン」

  •  テ・ジナがテレビで披露した牛乳コーララーメンは、名前の通り牛乳とコーラ、そしてラーメンを使った麺料理だ。牛乳とコーラの組み合わせと言うことでなかなか味を想像することすらできないが、実際には濃厚なカルボナーラの味とキムチジョン(チヂミ)の味がするという。コーラを料理に使うのは珍しいが、実施にゆで肉やチムタク(鶏肉を野菜や春雨などと一緒に煮込んだ料理)をつくるとき、コクを出すために使われることがある。

     作り方は、鍋二つに牛乳とコーラをそれぞれ入れて煮る。牛乳が煮立ち始めたら古漬けキムチを入れて煮込み、ラーメンとスープを入れてさらに煮る。その後、冷ましたコーラを入れて混ぜると、牛乳コーララーメンのでき上がり。

    ◆イ・ギョンギュ「チキンラーメン」

  •  イ・ギョンギュはココ麺に続き、新しいラーメンレシピを披露した。ココ麺は番組を通じて披露したレシピが商品化されるに至ったもので、当時爆発的な人気を集めた。

     チキンラーメンはココ麺ブームを巻き起こしたイ・ギョンギュにとってラーメンシリーズ第2弾で、ラーメンの汁にスープを半分だけ入れて煮る。その代わり、エビの塩辛を少し入れて味を付け、ラーメンの上に食べ残ったフライドチキンをのせて煮れば完成。しかし、チキンの骨が気になるとし、番組ではソン・シギョンやキム・ミンジョンから酷評を受けた。

    ◆カン食堂「済州たっぷり豚ラーメン」

  •  昨年末、カン・ホドンはバラエティー番組『新西遊記外伝カン食堂』(tvN)で料理研究家ペク・チョンウォンさんの指導を受けながら済州たっぷり豚ラーメンを作った。これはラーメンと酢豚を組み合わせた料理で、肉好きの人たちのハートを刺激した。

     作り方は、まず豚肉を細かく切った後、小麦粉と水を混ぜた生地に入れて酢豚のように油で揚げる。そしてタマネギやネギ、ニンニクを入れたたれを油で炒め、水とスープを入れてラーメンを煮る。その後、千切りしたキャベツと揚げた肉、卵を溶き入れてでき上がり。番組でも好評だったが、スープのほか隠しだれを加えてコクを出しているのが特徴だ。

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