コングクスに小豆粥…あなたは塩派? 砂糖派?

  •  塩と砂糖は料理をする上で欠かせない調味料だ。過度に摂取すると体調を崩すこともあるが、適切に使えばうま味が増し、食欲をそそる。ところが、同じメニューでも地域によって塩を入れたり砂糖を入れたりすることがある。塩と砂糖、あなたの好みはどちらか、各メニューごとに見てみよう。

    ◆コングクス(豆乳スープ麺)

  •  夏になると、香ばしくさわやかなコングクスが頭に浮かぶ。豆をひいて作ったスープはとても香ばしいが、やや味に物足りなさがある。そんなとき、うま味を増すのが塩や砂糖だ。塩を入れる塩派は、塩味がコングクスの香ばしさを極大化させると言い、砂糖を入れる砂糖派は、香ばしさに甘みが加わり、甘いコングクスを味わうことができると言う。こうした違いは地域ごとに異なる伝統から始まった。多くの地域では塩を入れているが、湖南(全羅南北道)地域では砂糖を入れて食べている。

    ◆小豆粥

  •  甘い小豆粥も、塩か砂糖を入れて食べるとうま味が増す。甘い小豆粥に塩を入れて食べる塩派は、コングクスと同様、塩が小豆粥の甘みを極大化するとし、砂糖派は甘い小豆粥に砂糖を加えることで甘みが強くなり、よりいっそうおいしく食べることができるという。

    ◆蒸したジャガイモ

  •  蒸したジャガイモはホクホクしており、おやつや軽い食事にピッタリだ。ただし、味が付いていないため、塩や砂糖をつけて食べるケースが多い。蒸したジャガイモも塩派と砂糖派に分かれる。塩派は塩気がジャガイモのうま味を増すと言い、砂糖派は砂糖の甘みがジャガイモの甘みを極大化させると言う。栄養学的に見ると、塩のナトリウム成分はジャガイモのカルシウム成分と合わさり老廃物を排出するので、健康のためには塩をつけて食べる方がよい。
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