気になるデータ:事由別に見た、難民認定の現況

  •  最近済州道でイエメン出身者549人が難民申請を行い、難民の収容問題が話題となっている。韓国への難民申請および認定事由など、難民の現況について見てみよう。

     法務部(省に相当)の資料によると、韓国が1992年12月に難民の地位に関する条約に加盟した後、1994年4月に初めて難民申請を受け付けてから今年5月までに受理した申請者は通算4万470人に上る。

     1994年から難民法が施行される前の2013年6月末まで20年間の申請者は5580人で、年平均280人ほどだった。今年5月までの通算申請者4万470人のうち、現在2万361人に対する審査が完了。そのうち難民として認められたのは839人、人道的滞在許可は1540人で、難民認定率は4.1%、人道的滞在許可を含む難民保護率は11.7%だ。

     特に今年の難民申請は1万8000人が予想されており、難民申請者の増加速度がよりいっそうアップしている。

     1994年1月から今年5月までの国籍別難民申請者の現況を見ると、パキスタンが4740人で最も多く、中国が4253人で後に続いた。さらにエジプト、カザフスタン、ナイジェリア、インド、バングラデシュの順だった。

     難民認定事由については、宗教的理由が1万38件で最も多かった。以下、政治的理由(8211件)、特定の社会的集団の構成員(4255人)、人種(2641件)、国籍(113件)の順で続いた。

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