夏の夜に楽しみたい! 全国のビール・フェスティバル

  •  気温が高いほど冷えたビール1杯が思い浮かぶ。韓国では最近、各地域でさまざまなビール・フェスティバルが開催されているが、ビールだけでなく、コンサートやイベントなどが企画されており、ビールを飲みながら楽しむのにちょうどいい機会だ。夏の蒸し暑さを吹き飛ばしてくれる、国内のビール・フェスティバルを紹介しよう。

    ◆カメク・フェスティバル
  •  2015年に始まり、今年で4回目を迎える全州のカメク・フェスティバルは、全州ならではのカメク(カゲのメクチュ〈店のビール〉の略)文化を経験することができるイベントだ。カメク文化とは、店の中や外の簡易テーブルで簡単なつまみを食べながらビールを味わう全羅北道の文化を言う。その日に作ったビールをその日のうちに飲むことができる、全国で唯一のフェスティバルで、ビールだけでなく、カメク・コンサート、DJクラブ・パーティーなど、さまざまなプログラムが企画されている、8月9日から11日まで行われ、全州総合競技場野球場内で楽しむことができる。

    ◆松島ビール・フェスティバル

  •  仁川・松島で開催される松島ビール・フェスティバルは、ほかのビール・フェスティバルとは異なり、8月24日から9月1日にかけて、9日間にわたり行われる。3万人以上収容可能な松島月光フェスティバル公園で開催され、家族や友人とともに公園に座り、気軽に楽しめるのが最も大きな特徴だ。毎晩花火とともに、音楽に合わせて花火が描かれるミュージカルを鑑賞することができる。また、9日間ずっとVerbalJintやカンサネら有名アーティストの公演が繰り広げられ、11時以降にはエレクトロニック・ダンス・ミュージック・パーティーも行われるなど、ビールだけでなくさまざまな見どころがあるフェスティバルだ。

    ◆汽車駅ビール・フェスティバル

  •  カルチャー・ブリッジ・プロジェクトとして実施される「1st week-汽車駅ビール・フェスティバル」が、8月31日から9月1日にかけて、新村汽車駅メガボックス前一帯で開催される。汽車駅ビール・フェスティバルは、新村駅や延世路周辺の若く躍動的な文化を低迷している梨花女子大周辺の商圏にまで拡大しようという、青春文化芸術フェスティバルだ。10月まで毎月最終週の土曜日に行われ、国内外のさまざまなクラフトビールを味わうことができるクラフトビール旅行、ミュージック・コンサート、文化工房など、さまざまなイベントが企画されている。

    ◆加平クラフトビール・フェスティバル

  •  今年で4回目を迎える加平クラフトビール・フェスティバルは、9月1日から2日にかけて、清平駅近くにあるシュイオム・クラフトビール村で開催されるイベントだ。各地域の特色を生かした国内外の16のブルワリーと食品会社6社の商品、そして加平の料理や特産物を一度に楽しめる。また、バンドのライブ演奏やディージェイングが企画されており、ビールとともに楽しい雰囲気を盛り上げてくれるものとみられる。

    ◆釜山クラフトビール・フェスティバル
  •  釜山では、若者の雇用機会の創出や小商工人たちの営業の活性化を支援するため、釜山クラフトビール・フェスティバルが開催されている。「クラフトビールをしっかり味わおう」というスローガンの下で行われるこのフェスティバルは、韓国国内のクラフトビール・メーカー18社が参加し、およそ100種のビールを味わうことができる。9月5日から9日にかけて5日間にわたり行われ、BEXCO野外広場で無料で楽しめる。

    ◆新村ビール・フェスティバル

  •  新村ビール・フェスティバルはソウル都心で開催されるイベントで、若さあふれる新村ならではの雰囲気の中、ビールを楽しむことができるイベントだ。数百種のクラフトビールのほかビールに合うつまみを味わうことができ、イベントやフリーマーケットなど、さまざまなプログラムが企画されている。また、エレクトロニック・ダンス・ミュージック、ロックなどさまざまなジャンルの公演が企画されており、遊んで、食べて、楽しむのにピッタリだ。イベント開催期間は9月7日から9日までで、新村延世路一帯で繰り広げられる。
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