秋夕:買い物だけじゃない! 伝統市場129カ所でイベント開催

  •  ソウル市内の伝統市場では、民族最大の名節である秋夕(中秋節、今年は9月24日)を迎えるに当たり、9月22日まで「秋夕名節特別イベント」が開催される。伝統市場129カ所では秋夕の祭祀(さいし)用品やさまざまな農畜水産物を10-50%引きの価格で販売し、各市場で一定金額以上を購入した顧客に対し、商品券をはじめさまざまな景品を贈呈する。

     イベントには鍾路区の広蔵市場をはじめ、中区の崇礼門輸入商店街、竜山区の厚岩市場、城東区のクムナム市場、東大門区の京東市場、道峰区の放鶴トッケビ(おばけ)市場、九老区の九老市場、永登浦区の青果市場、松坡区の風納伝統市場などが参加する。

    ◆民俗遊び体験
  •  伝統市場を訪れた人たちなら誰でも楽しむことができるさまざまな異色体験イベント、秋夕の雰囲気を思う存感じることができる「松餅(ソンピョン)づくり」「餅つき」「ユンノリ(韓国のすごろく)」「チェギチャギ(足で羽根を蹴る遊び)」「トゥホ(矢をつぼの中に投げ入れる遊び)」「腕相撲大会」など、商人はもちろん、市民たちも参加することができるさまざまなイベントが、各市場でそれぞれの特色を生かしながら繰り広げられる。
  •  鍾路区の通仁市場では、リンゴの皮むき(9月17日-21日)、城東区の漢陽大学前にある商店街では海賊運試しゲーム、ビール派や飲み大会(9月20日-21日)などが開催される。九老区の加里峰市場では太鼓の公演や曲芸、招待歌手による公演などが企画されており、冠岳区の三聖洞や江東区のコブンダリ伝統市場など、およそ20の市場でのど自慢やかくし芸大会などが行われる。江西区の禾谷本洞市場は訪れた市民を対象にタロット占いを行い、カチ山市場では名節の期間中、忙しい主婦たちを対象にネイルケアを実施する。

    ◆各市場の特色生かした秋夕イベント

  •  市場の特性に合わせたイベントも行われる。中区のソウル薬令市場では双和湯(煎じ薬の一種)、チョウセンゴミシエキスづくり体験イベントが開催され、恩平区のヨンソ市場では子ども松餅づくりイベント、衿川区のイチョウ市場では一人暮らしの高齢者たちのために松餅分かち合いイベントを実施する。

    ◆伝統市場の周辺道路で2時間無料駐停車を許可

     名節に伝統市場を訪れる市民たちは10月7日まで、年中駐停車を許可している市場42カ所のほか、75カ所の市場も、臨時で周辺道路に駐停車できるようになる、。駐車が臨時で許可される市場のリストは、ソウル市のホームページで確認することができる。
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