まるで綿あめのよう! ハヌル公園のコキアたち

  •  空を飛ぶ想像をしてみる。

     見下ろす世界は童話のように見えるのではないか。ソウル市内にあるハヌル公園。ハヌル公園上空からコキア(ホウキグサ)をドローンで眺めた。数百本のピンク、黄色、黄緑色の綿あめが並んでいた。本当に童話のような世界。人々はベンチに座り、忙しそうに写真を撮影していた。

     この綿あめはいったいどこから来たのだろうか。コキアはミューレンベルギア・カピラリスと並んで、今秋人気を集めている代表的な外来種。これらがわが国の秋の色を変えている、と懸念する声もある。見慣れたススキやコスモスからなる秋の野原の風景が、外来種によって異なる色に変化しているからだ。コキアは異国的な雰囲気がすることから、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」などを通じ、人気の高い写真素材として広まっている。しかし、そうした懸念とは関係なく、ハヌル公園のコキア畑は一日中、記念写真を撮る人たちでにぎわっていた。ついでにゲットした秋の水彩画1枚。

オ・ジョンチャン記者
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