江原・華川にフィンランドから本物のサンタがやって来る!

  •  今年、慶尚北道奉化郡のサンタクロース村に対し、江原道華川郡が挑戦状をたたきつけた。なんと、フィンランドの「元祖サンタクロース」を招待したのだ。

     華川郡は12月22日・23日の両日、フィンランド・ロヴァニエミにあるサンタクロース村の「元祖サンタ」とクリスマスの妖精が「サンタ郵便局大韓民国本店」オープン記念イベントに出席する、と12月13日に発表。華川邑にあるサンタ郵便局大韓民国本店は7月にオープンした。ここでは一年中、フィンランドのサンタに手紙を書く体験ができる。手紙を書いた子どもたちには、クリスマスの季節になると、それぞれフィンランドのサンタクロースから返事が届く。

  •  北極線(北極圏の限界線)が通っているロヴァニエミはサンタクロースの街として知られる。ここのサンタ郵便局には世界中の子どもたちがサンタクロースに書いた手紙が届く。サンタクロースは妖精に手伝ってもらい、子どもたち一人一人に返事を出すという。

     華川を訪れたサンタクロースと妖精は22日、華川子ども図書館やサンタ郵便局大韓民国本店オープン記念イベントに登場。華川邑の中央路で開催されるライト点灯式にも出席し、観光客と記念撮影をしたりする。また、23日にはサンタ郵便局で自ら客を迎える。

     華川郡は2016年にロヴァニエミ市と交流協力関係構築のための協約を結んだ。昨年にはフィンランド側からサンタ郵便局の商標に対する韓国内独占権を承認された。チェ・ムンスン華川郡守(郡の首長)は「2019年華川ヤマメ祭りが開催される来年1月5日から27日まで、イベント会場内でサンタ郵便局移動店舗を運営する。サンタを活用したさまざまなイベントや観光客誘致に注力する」とコメントした。

華川= チョン・ソンウォン記者
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