韓国発の動画「サメの家族」、ビルボード・ホット100入り

  •  かわいらしいサメの家族が見事にやってのけた。韓国の童謡「サメの家族」の英語版「Baby Shark」が9日(現地時間)、米国のチャート「ビルボード・ホット100」で32位にランクイン。韓国の童謡がビルボードで100位以内に入ったのは今回が初めてだ。2010年以降、同チャートにランクインした韓国のアーティストはPSY(サイ)をはじめ、防弾少年団、CL、BLACKPINKだけ。

     童謡「サメの家族」は2015年、韓国で幼児教育コンテンツを展開するスマートスタディが英米圏の口伝の童謡に脚色を加え、つくった曲だ。公開した当時から「トゥルルットゥル」という歌詞が繰り返される中毒性のあるサビで韓国でも人気を集めた。1分45秒のミュージックビデオは、サメの家族を避けるように魚たちが泳いでいるかわいらしいアニメーションからなる。


  •  「サメの家族」ブームは米国だけでなく、世界中に広まっている。2016年に動画投稿サイト「ユーチューブ」に英語バージョンとして掲載された「Baby shark Dance」は再生回数21億回を超えた。この動画がアップされた「PINKFONG」のユーチューブチャンネルは登録者数が1416万人を突破。2019年1月4日には英国のシングルチャートで6位を記録した。

     「サメの家族」はアジアでも引き続き人気を集めている。2017年に東南アジアではこの曲に合わせてダンスを踊る動画を撮影してアップする「BabyShark Challenge」という言葉まで生まれたほどだ。同じような時期、韓国のアイドルグループもコンサートで「サメの家族」に合わせてキュートなダンスを披露し、口コミで広まり始めた。
キム・スギョン記者
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