伝統文化を楽しもう! 国家無形文化財公開イベント相次ぎ開催

  •  三・一独立運動および臨時政府樹立100周年を迎え、国の大切さをあらためて考えさせられる今日このごろ、さまざまな国家無形文化財公開イベントを見に出掛けてみてはいかがだろう。文化財庁国立無形遺産院、韓国文化財団は3月、遊び・儀礼・公演分野で五つの国家無形文化財公開イベントを開催する。慶尚南道昌寧郡、ソウル市、済州市、光州市で繰り広げられる国家無形文化財公開イベントのスケジュールは以下の通りだ。

    ◆霊山綱引き(慶尚南道昌寧郡)
    3月1日-3日、無形文化財遊びの広場
  •  春を迎え、最初に行われる無形文化財公開イベントは、3月1日から3日にかけて開催される「第26号霊山綱引き」だ。霊山面小正月祭りで行われていた霊山綱引きは、日本による植民地時代の1930年代を経て絶たれていたが、1963年第2回三・一文化祭で再現された後、毎年三・一民俗文化祭と連携し、開催されている。綱の東側と西側はそれぞれ男性と女性を象徴しており、女性を象徴する西側が勝つとその年豊作になると言われている。

    ◆釈奠大祭(ソウル市鍾路区)
    3月11日、成均館大成殿
  •  3月11日に成均館大成殿で開催される「第85号釈奠大祭」公開イベントでは、孔紀2570年を迎え、孔子をはじめ先聖や先賢たちのために祭祀の儀式を執り行う。釈奠大祭は春季と秋季に分け、毎年陰暦2月と8月の上丁日に挙行され、全国の郷校(朝鮮王朝時代の地方教育機関)でも一斉に行う。

    ◆笛正楽および大吹打(ソウル市瑞草区)
    3月19日、国立国楽院礼楽堂
  •  国立国楽院礼楽堂では3月19日、「第46号笛正楽および大吹打」公開イベントが開催される。朝鮮王朝時代の軍礼楽の一つである「笛正楽および大吹打」は、日本による植民地時代、日本によって軍隊が解散させられた後、命脈を保つのが難しくなり、文化財に指定した上で保護・伝承している。吹奏楽器と打楽器の調和とともに、楽手たちが一列に整列した姿に、軍礼楽の気概がうかがえる。

    ◆済州チルモリ堂霊登クッ(済州道済州市)
    3月20日、済州市沙羅峰チルモリ堂
  •  3月20日には、毎年陰暦2月に開催される「第71号済州チルモリ堂霊登クッ(巫女が行う祈願の儀式)」公開イベントが開催される。風の神である霊登ハルマンが済州の漁民や海女が豊漁に恵まれるよう済州道を訪れる陰暦2月1日から14日まで、霊登ハルマンのための歓迎祭と送別祭を開催。韓国唯一の海女クッである済州チルモリ堂霊登クッは、済州道特有の海女信仰と民俗信仰が込められており、ほかの地方では経験できない異色のプログラムを楽しめる。

    ◆光州漆石コサウム・ノリ(光州市南区)
    3月30日-31日、コサウム・ノリ・テーマパーク一円

     3月30日から31日にかけて、先月口蹄疫により開催が延期されていた「第33回光州漆石コサウム・ノリ」公開イベントが開催される。コサウム・ノリは主に全羅南道一帯で行われる、チョゴリの結びひもなどで結ばれた「コ」と似た形態の遊具二つを張り合わせる遊びで、村人たちの協同心や団結力を固めるものとして意義がある。
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