食欲そそる! 特徴あるインスタント麺が続々登場

  •  食品メーカーの農心、三養食品、セムピョ、Paldoが「ジャガイモ麺大カップ」「天ぷらチョル麺(歯応えのある韓国の麺料理)」「あのとき思い出のカップ麺」「クァルト・ネネムティン」など、新商品を相次ぎ発売した。新たに登場した商品の、特徴ある味を紹介しよう。

    ◆農心「ジャガイモ麺大カップ」

  •  農心がジャガイモ麺をカップにし、より手軽に楽しめるようした「ジャガイモ麺大カップ」を発売。農心のジャガイモ麺は、ジャガイモでんぷんの含有量を増やしたことでもちもちした麺、濃厚でピリ辛のスープが特徴の商品だ。

     特に、ジャガイモでんぷん40%を含んだ麺は、一般的なラーメンに比べ透明でもちもちしている。スープはさまざまな野菜やコショウを入れ、ジャガイモ麺ならではの味を具現化し、揚げたジャガイモや干しシイタケ、干し青梗菜などの具入りスープもたっぷり用意されている。また、電子レンジで調理できる容器を用いており、味も調理方法の簡単さもよりいっそうアップした。

    ◆三養食品「天ぷらチョル麺」

  •  三養食品は「天ぷらチョル麺」を発売。「天ぷらチョル麺」は麺にジャガイモでんぷんを入れ、チョル麺のもちもちした食感を再現。さらに唐辛子みそや酢など基本的なチョル麺のたれにリンゴ濃縮液、ナシ濃縮液などを加え、甘酸っぱい味も生かしている。

     チョル麺に天ぷらを添えて食べる消費者たちの好みを反映したこの商品は、香ばしくサクサクの天ぷらをフレーク状にした天かすが入っており、もちっとした麺と一緒に食べるとさまざまな食感を楽しめる。さらに三養食品は星ポパイ、天ぷらカルグクス(麺料理の一種)に続き、天ぷらチョル麺のパッケージにもニュートロ(newtro)風デザインを採用したことで、消費者たちに新鮮さと面白さを提供している。

    ◆セムピョ「あのとき思い出のカップ麺」

  •  セムピョが「あのとき思い出のカップ麺」3種を発売した。麺料理を手軽に楽しめるカップ麺形態の商品で、「チャンチククス(韓国式素麺)」「辛い酔い覚まし麺」「ソルロンタン(牛の骨と肉で作るスープ料理)麺」がある。

     「あのとき思い出のカップ麺」は別途添加物を使っておらず、小麦粉、でんぷん、塩だけで麺をこね、ノンフライ麺を使っていることで、よりさっぱりしていてヘルシーな麺を楽しめる。また、韓国産煮干しを使ったスープにワカメ、ネギを加え、すっきりしていてさっぱりした味が特徴だ。「あのとき思い出の辛い酔い覚まし麺」は韓国産のイカとワカメを入れたスープにネギ、ニンニク、粉唐辛子を加えてピリ辛の味を生かしている。「あのとき思い出のソルロンタン麺」は、濃厚な牛骨スープにネギ、錦糸卵、のりが添えられており、淡泊な味が逸品だ。

    ◆Paldo「クァルト・ネネムティン」

  •  Paldoがビビン麺(混ぜ麺)発売35周年を迎え、「クァルト・ネネムティン」を発売。「クァルト・ネネムティン」とは、Paldoの人気商品である「Paldoビビン麺」の袋の文字がふと「クァルト・ネネムティン」に見えることから若者たちの間で流行している新造語だ。

     「クァルト・ネネムティン」は既存の商品に比べ5倍辛いのが特徴だ。ハラペーニョ粉末と赤唐辛子を入れ、ビビン麺特有の味に辛みを加えた。また、発売を記念し、新しいパッケージも発表。最近流行している「ニュートロ」スタイルを採用し、商品のパッケージが35年にわたるビビン麺の歴史を象徴するエンブレムのように見えるようデザインされている。

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