済州・西帰浦でイルカウォッチングを楽しもう!

  •  1970年代、ソン・チャンシクの有名な曲「鯨狩り」の背景は東海(日本海)だった。2019年、鯨が南海に出没している。暖流が流れる済州道の南側、西帰浦市大静邑の永楽里から日果里へと向かう区間。別名「夕焼け海岸道路」だ。

     国立水産科学院鯨研究センターによると、2018年には済州沿岸に生息するミナミハンドウイルカの個体数はおよそ108頭。このうち60-70頭が西帰浦市大静邑近くで群れをなしている姿が目撃されている。鯨研究センターのイ・ギョンリ博士は「ミナミハンドウイルカは2012年から大静邑付近で見つかっている。2016年からはほとんどここに常駐している」と語った。

  •  ツアーを企画する業者もある。「ディスカバリー済州」では野生のイルカ探査プログラムを運営中。ゲストハウス「共感」では宿泊客を相手にツアープログラムを提供している。観光客が共有している「ホットスポット」は大静邑永楽里と日果里の境界地点。船に乗って50メートルほど出ただけでもイルカ20-30頭からなる群れを2つ、3つ観察することができるという。小学生キム・ユルリ君は「3月初めに誕生日を迎え、イルカルアーに参加した。体長70-80センチの赤ちゃんイルカがジャンプするのを目の前で見た。今までで一番の誕生日プレゼントだった」と、興奮した様子で話していた。

     近くに住む住民たちは「最近、釣り船やゴムボート、ジェットスキー、パドルボートに乗って、イルカの群れを追いかける人も多い。さらにスキューバダイビングでイルカに近づく人、ドローンを低く飛ばしながらイルカの写真を撮る人もいる」と話す。海洋動物生態保全研究所の関係者は「人間がむやみにイルカの群れに接近すると、個体群の健康を悪化させ、結局は個体群を縮小化してしまう可能性がある」と懸念している。鯨研究センターのキム・ヒョンウ博士は「ここにイルカが密集している理由の一つが、人間による海洋活動があまりなく、海上の構造物が少なく、イルカたちが楽に暮らせるから。観光客による干渉がひどいと、イルカの出産率が下がったり、個体数が減るなど、問題が生じる恐れがある」と語った。

アン・ヨン記者
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