王宮や王陵で伝統文化イベント続々開催、2019年の日程は?

  •  伝統文化イベントに関心があるなら、今年1年間に王宮や王陵で開催されるイベントのスケジュールを参考にしてみてはいかがだろう。文化財庁宮陵遺跡本部が宮中文化祝典や朝鮮王陵の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録10周年記念イベントなど、今年1年間に王宮や王陵で繰り広げられる祭り、公演、儀礼・再現、体験活動など、さまざまなイベントのスケジュールを紹介した。

    ◆第5回宮中文化祝典

     4-5月(4月26日-5月5日、開幕祭4月26日)には「第5回宮中文化祝典」が開催される。王宮の有・無形遺産や現代技術、時代精神を結合し、国民とともに繰り広げる祭りの場である宮中文化祝典は、今年初めて慶煕宮を含む5大王宮(景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、慶煕宮)で開催される。

    ◆昌徳宮月明かり紀行、景福宮星明かり夜行

     王宮を代表する夜間プログラムである「昌徳宮月明かり紀行」が4-6月、8-10月に、慶会楼の夜景と宮廷音楽を楽しむ「景福宮星明かり夜行」は5-6月、8-10月に、朝鮮王陵のユネスコ世界文化緯線登録10周年を記念する各種学術・文化イベントが6月に開催されるなど、王宮や王陵でしか見られない、品格の高い文化イベントがたくさん企画されている。

    ◆景福宮守門将交代儀式

     儀礼や生活再現イベントとしては、「景福宮守門将交代儀式」が年中行われているが、これと連携した「王宮護衛軍査閲儀式畳鐘」が5月と10月に行われるほか、朝鮮の近代史を再現した「大韓帝国外国公使接見礼」が4-5月と9月に、王室の女性が唯一参加した宗廟の儀礼「宗廟廟見礼」が9月に、正祖の時代の日常生活を披露する「正祖と昌慶宮」が9-10月に開催される。

    ◆王宮音楽会
  •  王宮にふさわしい、品格の高い伝統文化公演として、国家無形文化財の伝承者たちが参加する徳寿宮夜間常設公演「天下名人徳寿宮風流」が5-7月と9月に、王宮の夜間開放期間に合わせて行われる「王宮音楽会」が景福宮・昌徳宮・昌慶宮で4-10月に、静かな宗廟の夜景を舞台に繰り広げられる世界無形遺産「宗廟祭礼楽夜間公演」が5月に開催される。

    ◆王陵文化イベント

     王陵で生活や知恵を伝える講演や文化イベントとしては、小さな図書館として新たに整備された集玉齋で「王室文化講座」が5-6月に、著名人をを招待した文化コンサート「静観軒で名士とともに
    」が5-6月、9-10月に、王宮で読書を楽しむ「昌徳宮後苑で出会う1冊の本」が4-5月、10-11月に、青少年を対象とした教育プログラム「王宮青少年文化学校」が7-8月に開催される。
ソ・ミヨン記者
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