一風変わった参鶏湯が続々登場、これで夏を乗り切ろう!

  •  最も暑い時期に当たる三伏(日本の土用の丑の日に相当)のうち最初の初伏を迎えるに当たり、手軽にスタミナ料理を食べたかったら、どんなメニューがいいだろうか。食品業界では代表的な夏のスタミナ料理、参鶏湯(サムゲタン=丸鶏の中に韓方薬の材料やもち米を詰めたスープ)がいろいろ商品化され、注目を集めている。

    ◆韓村ソルロンタン

  •  ソルロンタン(牛テールスープ)ブランドの「韓村ソルロンタン」は毎年夏に実施するスタミナ料理イベントを通じ、参鶏ソルロンタンやトガニタン(牛のひざの骨やその周りの肉を煮込んだスープ)を提供する。特に参鶏ソルロンタンは牛骨スープと参鶏湯のコラボで、既存の参鶏湯のスープに比べ深く濃厚な味を感じることができ、一風変わった参鶏湯を求める消費者たちにピッタリだ。韓村ソルロンタンは健康的に夏を過ごしてほしいという気持ちから、8月18日までスタミナ料理の割引イベントを実施中。

    ◆ハンソッ弁当

  •  弁当フランチャイズ「ハンソッ弁当」はスタミナ料理をより安く提供するため、「ハンソッ半鶏湯定食」を売り出した。「ハンソッ半鶏湯定食」は鶏肉はもちろん、高麗人参、もち米、キバナオギ、ニンニク、タマネギなど、主な食材はすべて韓国産で、スープを別途煮込んで入れるという厳しい伝統製法によりつくられており、コクのあるスープや歯ごたえのある鶏肉の食感が生きている。

    ◆新世界フード

  •  新世界フードは本格的な夏に合わせ、ヘルシーな食材でつくったスタミナ料理「オルバン黒ニンニク参鶏湯」を発売。参鶏湯の食材として使われている黒ニンニクは発酵過程で生のニンニクの10倍以上高い抗酸化力を持ち、疲労回復はもちろん、コレステロール値を下げる効果があり、スタミナ料理の食材としてピッタリだ。また、鶏肉は一度蒸して脂身を落としてから使用しており、淡泊ですっきりした味を楽しめる。

    ◆三養食品

  •  三養食品は一風変わっているが手軽に楽しめる「参鶏湯麺」を売り出し、注目を集めている。参鶏湯麺は、鶏肉をじっくり煮込んでつくった参鶏湯の深く濃厚なスープをそのまま再現。乾燥ネギ、鶏むね肉フレークがたっぷり入っており、本物の参鶏湯を食べているような感じを受ける。また、麺には緑豆粉末を加え、香ばしく淡泊な風味が感じられる。

ソ・ミヨン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
グルメの最新ニュース