韓国で「おうちカフェ」ブーム、コーヒーチェーンが続々豆加工品発売

  •  コーヒーを楽しむ人が増え、家でもカフェのようにおいしいコーヒーを入れて飲む「おうちカフェ」がトレンドになっている。

     時間、場所にとらわれることなく、好きな時間に手軽にコーヒーを楽しむことができ、コストパフォーマンスのよさも魅力だ。特に、多様化・細分化している消費者のニーズは、豆加工品の多様化を呼び起こしている。

     おうちカフェのトレンドに合わせ、さまざまな商品を販売しているコーヒーチェーン「A TWOSOME PLACE」は、豆加工品の販売量が前年比(2018年1月-8月)11%増加した、と9月4日に発表。中でも8000ウォン(約800円)未満の手ごろな価格、コーヒーマシンがなくてもいつでもどこでも楽しめるハンドドリップコーヒーの販売量が前年に比べ25%増えたという。

  •  「A TWOSOME PLACE」のハンドドリップコーヒーは、ブラックグラウンド、アロマノート、デカフェ、コロンビアの4種からなり、コストパフォーマンスがいいことからプレゼント用としても人気を集めている。

     「A TWOSOME PLACE」が今年6月に売り出したカプセルコーヒーはネスプレッソのマシンに互換可能なことから、販売開始後、消費者からいい反応を得ている。
  •  一方、「DROPTOP」はスペシャルティコーヒー「925ブレンド」を9月25日に正式に発売。「925ブレンド」は「925ブラック」と「925レッド」の2種からなり、甘みを好む韓国人の好みに合わせ、苦みが抑えられている。

     また、このたびコーヒー豆のリニューアルと同時にコーヒーに使用する豆の量をこれまでの14グラムから20グラムへと大幅に増やし、顧客が今まで感じることができなかった深い香り、濃厚な風味のコーヒーの味を生かしている。自社だけのブレンド技法により、各豆の個性を生かしているのが特徴だ。
キム・ギョンヒ記者
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