味よし・栄養よし! 韓国で旬の食材を使った春限定メニュー続々登場

  •  旬の食材はさまざまな栄養素を含んでおり、免疫力を高めるのに役立つと言われている。

     特に、新陳代謝が活発になる春には、ビタミンやミネラルなどの栄養素をたっぷり含んだ春野菜のナムルやフルーツ、穀物などは、エネルギーを補充するのにちょうどいい。ヘルシーなだけでなく、春の味を届ける外食・流通業界の春シーズンの商品を集めてみた。春のナムルを活用した一風変わったラテからパスタ、お粥まで、種類もさまざまだ。
  •  コーヒーチェーン「A TWOSOME PLACE」は、旬の食材である韓国産ヨモギを活用した「ヨモギラテ」を春のシーズンドリンクとして新たに売り出した。「ヨモギラテ」はほろ苦く香り高いヨモギの風味と濃厚な牛乳が調和をなしているノンカフェイン飲料だ。

     春を代表する野菜ヨモギは解毒作用があり、免疫力を高めてくれ、ミネラルが豊富で繊維質も多く含んでいる。「ヨモギラテ」とともに登場した「黒ごまカフェラテ」はアミノ酸、ビタミンEが豊富な黒ごまにエスプレッソと牛乳を加えた、香ばしい風味のカフェラテだ。
  •  SPCグループが手掛けるカジュアル・イタリアン・レストラン「LAGRILLIA」はイチゴ、イイダコ、アスパラガスなど、春を象徴するような食材を活用し、春限定の新メニューを売り出した。主なメニューは、イチゴとサーモンにさっぱりしたドレッシングを合わせた「ストロベリー・サーモン・サラダ」、イイダコとニンニクの芽で風味を生かした「イイダコのアーリオ・オーリオ」など。
  •  ボンアイエフが手掛けるおかゆ専門店「本粥(ボンジュク)」と「本粥&ビビンバcafe」は「春のナズナ・アサリ粥」や「春のナズナ・アサリ濃厚みそビビンバ」「春のイイダコ膳」など、春を代表する旬の食材を使った季節限定メニュー3品を提供している。

     芳しい風味を誇る、春の食材ナズナとアサリが調和をなしているのが特徴だ。特に「春のナズナ・アサリ濃厚みそビビンバ」はやわらかい食感のアサリとナズナをはじめ各種野菜が入っており、特製濃厚みそだれ特有の香ばしい風味が感じられる。
  •  東遠ホームフードが手掛ける「ザ・バンチャン(おかず)」は春を迎え、限定メニュー「芳しい膳」を売り出した。代表的なメニューは「イイダコ肉野菜炒め包みご飯定食セット」「春ナムルプルコギ定食セット」などで、春が旬のイイダコや山菜を使っている。

     そのほかにも菜の花のみそ和え、春白菜のみそ和えなど、香り高く新鮮な春のナムルを単品で味わえる。GSリテールが手掛けるミールキット・ブランド「シンプリークック」でもヒメニラやナズナなど、春の野菜を使った新メニュー2品、「ヒメニラしょう油混ぜ麺」と「ナズナ・カキちゃんぽん」を売り出している。
キム・ギョンヒ記者
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