韓国で今、デカフェメニューが人気

  •  デカフェコーヒーは一般的なコーヒーに比べてカフェイン含有量が大幅に少ないが、味は一般的なコーヒーに近い。妊婦や高齢者などカフェインの覚醒効果にデリケートな人たちがコーヒーを楽しみたいときに飲んだりする。最近、コーヒーチェーン3カ所がデカフェメニューを売り出した。

    ◆EDIYA COFFEE
  •  EDIYA COFFEEはデカフェのコールドブリュー9種を発売。EDIYA COFFEEが今回売り出したデカフェ・コールドブリュー9種は、カフェインによる負担を減らし、コールドブリューの濃厚な風味と味はそのまま生かしているのが特徴だ。代表的なメニューは、EDIYA COFFEEならではのブレンディングを通じてコーヒーの深い甘みとボディー感、バランスのよい味わいを感じることができる「デカフェ・コールドブリュー・アメリカーノ」とコールドブリューのすっきりとした味わいとほろ苦い風味、濃厚な牛乳が一体になった「デカフェ・コールドブリュー・ラテ」だ。

     そのほか「デカフェ・コールドブリュー・ニトロ」「デカフェ・コールドブリュー・ホワイトウィンナ」「デカフェ・黒糖・コールドブリュー」「デカフェ・バブル黒糖・コールドブリュー」「デカフェ・練乳・コールドブリュー」などがある。

     EDIYA COFFEEがこのたび開発したデカフェ・コールドブリュー原液は、カフェイン含有量が既存のコールドブリュー原液のおよそ5%水準で、カフェインの副作用を心配することなく、あらゆる年齢の人たちが負担なく楽しむことができる。全国のEDIYA COFFEE店舗で既存のコールドブリュー・ドリンクの価格に300ウォン(約26円)追加すればデカフェメニューを注文することが可能だ。

    ◆ペクタバン
  •  ペクタバンはカフェイン含有量を90%以上減らした「デカフェ・コールドブリュー」「デカフェ・コールドブリュー・ラテ」の2種を売り出した。コロンビア産の豆をベースにブラジル、エチオピア産の豆をバランスよくブレンドした「デカフェ・コールドブリュー」は、カフェインを除去する過程で化学成分を一切使用しておらず、水を利用する「スイス・ウォーター・プロセス工法」を用いて豆の風味を生かしているのが特徴だ。

     ペクタバンでは追加料金なしにコールドブリューをデカフェに変更して楽しむことができる。

    ◆COFFE@WORKS
  •  スペシャルティコーヒーブランドのCOFFE@WORKSはデカフェコーヒー「ノクターン」を売り出した。これは「カフェインレスなので夜にもよく合うコーヒー」という意味のデカフェコーヒー豆で、ソフトな酸味とチョコレートのような甘い風味が特徴のコーヒーだ。グアテマラ・ウェウェテナンゴ地域で栽培されたコーヒー生豆を水につけてカフェインだけを除去する「マウンテン・ウォーター・プロセス」でカフェインを99.9%除去した。マウンテン・ウォーター・プロセスとは炭素フィルターを活用し、カフェインだけを抜いてコーヒー本来の香味を壊さない方法だという。

     ノクターンはアメリカンを含め、すべてのエスプレッソドリンク注文時、300ウォンを追加すればよい。
ソ・ミヨン記者
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