農心、「チャパグリ」カップ麺で世界市場に進出

  •  食品大手の農心が消費者たちの要求に白旗をあげた。ついに「チャパグリ(チャパゲティ+ノグリ)」が登場した。

     「チャパグリ」はここ数カ月、ただ単にラーメンを混ぜて食べるレシピを越え、世界に韓国を知らせる一つの文化アイコンとなっている。そして「チャパグリ」ブームは商品発売に結びついた。
  • 写真提供=農心
    ▲ 写真提供=農心
     米国や日本の消費者たちが農心のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、積極的に「チャパグリ」の発売を求めた。農心が「チャパグリ」の発売を推進することになった背景には、世界の消費者たちの関心と要請があったというわけだ。

     農心の関係者は「今も世界各国の消費者たちが農心のSNSチャンネルを通じてチャパグリに対する好奇心や試食後記を共有しているほど、依然として関心と人気が高い」とした上で「特に袋麺の調理に慣れておらず、簡単に調理して食べることができるカップ麺の発売を求める海外の消費者たちの意見が多数寄せられた」と語った。

     農心は映画『パラサイト 半地下の家族』のアカデミー賞受賞とともに世界の人たちの注目を集めてからおよそ2カ月後の4月21日から、韓国国内を皮切りに順次「チャパグリ」をグローバル市場で売り出すと発表。
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    ▲ 写真提供=農心
     新商品「チャパグリ」はカップ麺として発売される。農心の関係者は「自分なりのやり方でチャパゲティとノグリを混ぜ、チャパグリをつくるのは消費者が楽しみを感じる領域なので、袋麺ではなくカップ麺として開発した」とした上で「コンビニエンスストアや野外活動中にも手軽に食べられる商品」と説明した。

     特に、最近カップ麺を主に食べている若い世代の間で辛い味が好まれているトレンドを反映し、韓国では辛い味が特徴の「アングリー・チャパグリ大どんぶり」を発売。海外では国ごとに辛い味に対する選好度が異なるため、「アングリー・チャパグリ大どんぶり」とオリジナル「チャパグリ大どんぶり」を同時に売り出す。
チェ・ジュン記者
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