韓国で成人の90.2%が「ソーシャル・ディスタンス」の確保に賛同、その理由は?

  •  「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」の確保が引き続き求められている中、成人男女10人に9人がこれに対し積極的に賛同すると答えた。

     就職情報サイト「インクルート」と「すぐ面接アルバコール」が成人男女2232人を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大による「ソーシャル・ディスタンス」の確保現況についてアンケート調査を実施した結果、回答者10人に9人以上が「ソーシャル・ディスタンス」の確保を順守しているとして自ら評価した。「とてもそう思う」(42.0%)と「そう思う」(48.2%)を合わせて90.2%に達したものだ。「そうは思わない」と答えた比率は9.8%に過ぎなかった。

     中でも専業主婦が97.2%で最も高く、アンケート調査の参加者全体の平均(90.2%)より高かった。年齢別には40代(94.7%)が最も高く、20代(86.2%)が最も低かった。

     「ソーシャル・ディスタンス」の確保を順守している最も大きな理由としては、伝播および伝染防止が挙げられた。「他人に被害を与えたくないから」(37.6%)、「他人から伝染することがあるから」(28.1%)がそれぞれ1位、2位に入るなど、回答者の多くが伝染予防の心得をしっかり理解しており、政府の勧告にも協調的だった。
キム・ジョンミン記者
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