好みに合わせて組み合わせ、韓国でカスタマイジングメニュー続々登場

  •  個性や好みを尊重する時代となり、1回の食事メニューを選ぶときにも、自分の好みに合わせて既存のメニューを好きなように組み合わせて食べる「モディシューマー(modify〈修正する〉+consumer〈消費者〉)」たちが増えている。

     これを受け、外食業界では自分で好きなメニューを組み合わせることができるよう選択権を与えたり、自分の口に合うようカスタマイジングすることができるメニューを提供するなど、消費者たちのニーズを反映するのに注力している。
  •  フライドチキンチェーン店「KFC」はカスタマイジングのトレンドを反映し、既存のボックスメニューをリニューアルした。新たにリニューアルされたボックスメニューは、消費者たちが選択したバーガーセットメニューに1100ウォン(約97円)だけ追加すれば、好きなチキン、サイドメニュー、ドリンクから選択することができるよう構成されている。バーガーセットにホットクリスピーとエッグタルトを付けていた既存の構成を、消費者の好みに合わせて選択できるようにしたもので、一種のDIYボックスメニューと言えるだろう。
  •  ファストフードチェーン「サブウェイ」は、サンドイッチに使うすべての食材を注文者が自ら選択することができる。好みに合わせて具を追加したり、除いたりすることで、自分の口に合うカスタム・サンドイッチを楽しめる。
  •  シーズニングやソースを好きなように作って一味違った味を楽しめるメニューも登場した。ジョーズフードのトッポッキ(餅の唐辛子みそ炒め)ブランド「ジョーズトッポッキ」が最近売り出した「餅トク」は、もちもちしていて香ばしい揚げ餅に辛いソースかコーンスープ・シーズニングを振りかけて食べるメニューだ。「ジョーズトッポッキ」は、より多様なソースやシーズニングで顧客らがカスタマイジングすることができるメニューを提供する予定だという。
  •  ロッテ・ホテルは最近、ドライブスルーを活用した弁当ピックアップ・サービスを提供している。このうち「シグニチャー・コレクション・ボックス」は、好きな料理だけを選んで詰められるよう構成。太巻き、焼き鮭、焼き銀だら、手作り点心盛り合わせ、エビの甘酢醤油ソース、トリュフラザニアなど10品の中から2、3品を選択することができる。
ソ・ミヨン記者
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