「新型コロナと戦う医療陣に休息をプレゼント」 慶尚北道が休養林を無料開放

  •  新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため献身的に働いている慶尚北道の医療スタッフたちが、道内の休養林を無料で利用できるようになる見通しだ。

     慶尚北道は5月1日、「新型コロナウイルス感染症の収束のため奮闘している慶尚北道の医療スタッフ1492人(派遣医療スタッフ含む)に対し、今年末まで道内23の市・郡で運営している公立自然休養林を無料で開放する」と発表した。
  •  休養林の利用を希望する医療スタッフはオンライン予約後、利用当日に新型コロナウイルス感染症医療確認書を提出すれば料金を返金してもらうことができる。限度は1泊2日。

     なお、医療スタッフではない観光客も利用料の50%だけ払えば、休養林など山林福祉施設を利用することができる。

     慶尚北道には尚州市の聖主峰、蔚珍郡の九水谷など、自然休養林18カ所がある。現在、これらの自然休養林の多くが濃厚接触者や海外からの入国者らのための隔離施設として使用されている。慶尚北道の関係者は「無料・減免開放は施設の防疫を終えた後、5月末から6月初めごろ可能だとみられる」とした上で「施設が開放されたら医療スタッフに案内メッセージを送る予定だ」とコメントした。

    イ・スンギュ記者
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