一口でパクッ! 韓国で今、ミニサイズのスナックが人気

  •  一口で食べられる「ミニスナック」が人気だ。食品・飲料業界では、既存の商品を小さくしたものを相次いで発売している。一人暮らし世帯が増え、少ない量のスナックの需要が増加傾向にある。ミニサイズのスナックは価格が安く、10代の若者たちも負担なく購入することができる。

     オリオンは7月2日、「オー! カムジャ(じゃがいもの意)ミニ星」を発売。既存の長いスティック型スナックを、10ー20代の好みに合わせて小さな星型にした。「バター焼きイカ味」と「海鮮炒めだれ味」の2種がある。コンビニエンスストアで50グラム入り1000ウォン(約90円)で販売している。
  •  ミニスナックはコストパフォーマンスと面白さを考慮している側面が大きい。片手で袋を持って食べることができ、便利だ。オリオンの関係者は「『オー! カムジャ・ミニ星』は星型の独特な形状から来る視覚的な面白さと軽い食感が魅力的」とした上で「『ファン・コンセプト』を反映したさまざまな商品を発売し、消費者の選択の幅を広めていく」と話している。

     ヘテ製菓は昨年発売した「オーイエス・ミニ」で消費者のハートをキャッチした。発売後2カ月で1000万個売れた。3カ月連続で売り上げ10億ウォン(約9000万円)を超えた。一口で食べることができる点が、最も大きな人気の要因だ。一般的なサイズの商品に比べ価格も安く、若い消費者たちに受け入れられたものと分析される。

     また、第二弾「緑茶&あずき」でも人気をキープしている。あずき、緑茶、チョコレートなど、三つの味を一口で楽しめる点が特徴だ。海南地域で収穫された緑茶の粉を生地に加え、あずきあんとチョコレートクリームを挟んでいる。まわりはチョコレートでコーティングしている。

     食品業界の関係者は「ミニスナック市場は次第に大きくなっている」とした上で「片手にさっと入るだけでなく、手を汚さずに食べることができるので便利だ。これからもコストパフォーマンスにトレンドまで備えたさまざまな商品が出てくるだろう」と予想している。

    チェ・ジユン記者
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