「たくあんゼリー」が人気!? 「面白さ」で勝負するコンビニ

  • 【NEWSIS】最近のコンビニには、味はもちろんだが面白さも強調した製品が多い。どんな味か気になって買う-というように仕向ける商品だ。いわゆる「ファンシューマー(fun+consumer)」を狙ったもの。こうした中、コンビニ大手のGS25が7月7日に発売した面白そうなゼリー2種類が大きな人気を集めている。「う○こ型グミ」と「たくあん型ゼリー」だ。
  •  GS25が7月7日から21日までのゼリー部門の売上を分析してみたところ、この2製品は、GS25が扱っているゼリー製品およそ100種類の中でそれぞれ売上4位、7位に入っていた。これは、ゼリーのベストセラー「HARIBOハッピーコーラ」と「マイグミ」よりも順位が高い。業界では、2製品の人気の要因について、フルーツ型またはキャラクター型が主流のゼリー市場で予想外のコンセプトで発売されたことが、消費者の好奇心をうまく刺激したとみている。

     「う○こ型グミ」は、1個当たりの重さが7グラム以上ある、かなり大きめのグミ9個からなっている。味は、ゼリー製品の中では選好度が高いコーラ味。商品の前面にはトイレットペーパーを形象化したイメージを挿入し、商品の裏面には喫食後にいろいろな用途で使えるウエットティッシュを同封するなど、「う○こ型グミ」コンセプトと関連する素材を包装デザインに用いて面白さを増している。価格は2000ウォン(約179円)。「たくあん型ゼリー」はパイナップル味のゼリーだ。味を除けば、サイズ・形・色・包装まで全て、市中で販売されている実際のたくあんと見ただけでは区別し難いほどよく似ている。商品の企画段階から、実際のたくあんの特徴をそのまま実現することに重点を置いた結果だ。こちらも価格は2000ウォン。

    ソン・ジョンビン記者
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