金寿煥枢機卿の「ばか膳」を味わおう! 9月から慶北・軍威で

  •  慶尚北道軍威郡は、故・金寿煥(キム・スファン)枢機卿がよく食べていたメニューを再現した「幸せなばか膳」を披露する、と発表した。自分のことをばかと呼び、謙遜していた金寿煥枢機卿の意味が込められている。軍威郡は5000万ウォン(約450万円)を投入し、地域の一部食堂を対象にばか膳の販売の試験事業を推進する方針だという。基本の膳が1人前8000ウォン(約720円)で、早ければ9月に公開される。
  •  ばか膳はご飯のほか牛肉とシレギ(干したダイコンの葉)のスープ、焼きサバ、3色ナムル、唐辛子みそチヂミ、トゥンギョジャン(みその一種)、漬け物などからなる。軍威郡は、金寿煥枢機卿が2009年に亡くなるまで16年間にわたりそばにいたキム・ソンヒ秘書修道女による諮問を受け、金寿煥枢機卿の生前の食事メニューを研究。キム・ヨンマン軍威郡守(郡の首長)は「軍威を訪れるすべての皆さんがばか膳を味わい、金寿煥枢機卿の愛と分かち合いの精神をいっぱい抱いていってくださればと思う」とコメントした。
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