手軽に味わえる! 「巣ごもりが生み出した偉大な発明品」クロッフル

  •  クロワッサンの生地をワッフルメーカーに入れる。ふたをして5ー7分たったら終わり! 最近大人気のデザート「クロッフル(クロワッサン+ワッフル)」のつくり方だ。

     流行の始まりは今年初め、新型コロナウイルス感染症の拡大による巣ごもり第1期のときだった。家でタルゴナ(かるめ焼き)コーヒーをつくり、残った料理はノンフライヤーで温めて食べていた人々が、今度は家庭用ワッフルメーカーを購入し始めた。それに食パンを入れてみたり、ジャガイモの千切り、おこげ、餅などを入れてワッフルの形にして写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」にアップした。新型コロナウイルス感染症時代、巣ごもり族たちの新たな楽しみになったというわけだ。ノンフライヤーとは異なり、ワッフルメーカーに入れると食材が圧縮され、濃厚な味わいとなり、人気を集めるようになった。
  •  そんな中、あるとき「クロッフル」という言葉が生まれた。誰かがクロワッサンの生地をワッフルメーカーに入れたところ、これが話題となったのだ。クロワッサンの濃厚なバターの香りに加え、ワッフルの四角いくぼみにクリームチーズをぬって食べると、その味と楽しさがクロワッサンとワッフルを合わせたようなものだからだ。インターネット上では「コロナ時代が生み出した最も偉大な発明品」というジョークも飛び交っている。

     実は、クロッフルの始まりはアイルランド・ダブリンにあるカフェ「Le Petit Parisien」だ。最近では韓国のカフェでもクロッフルをよく見掛ける。インターネットを利用すれば、クロッフルをつくる家庭用ワッフルメーカーや冷凍されたクロワッサン生地を気軽に購入することができる。
イ・へウン記者
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