名節料理に飽きたときにピッタリ! 残ったスンデの華やかな変身

  •  ソウル・新村でワインバー「Azzuro」とイタリア料理店「Trattoria Gosma」を、西大門で「Osteria Gosma」を営むシェフのアン・ジェヒョンさんは今、韓国の伝統酒の魅力を発見しているところだ。「Azzuro」をオープンし、ワインリストに伝統酒を含めた。「ワインと伝統酒は実はよく似ています。ゆっくり吟味するのにいいし、料理に添えると風味が増します」
  •  アン・シェフは最近「酒好きシェフたちの今晩の肴」を発行し、濁り酒に合うつまみとして「スンデ(豚の腸詰め)カンジョン(甘辛ダレを絡めたから揚げ)」を開発。「幼いころ、軽食店で食べた揚げスンデを思い浮かべながらつくったメニューです。食べ残ったスンデを辛味のきいたつまみに変えてみてください。脂っこさを抑えてくれるさわやかな濁り酒と一緒に楽しみましょう」

     スンデを買って食べて残ったときに活用するのにちょうどいいメニューだ。つくるのにかかる時間は10分ほど。食材も、だいたい家にあるものでできる。それでいて意外とおいしい。甘く酸っぱく辛いので、脂っこい名節(秋夕や旧正月)の料理に飽きたときにピッタリと言えるだろう。スンデいためのように、フライパンで好きな野菜と一緒にいためてもよい。

  • ◆スンデカンジョン

    材料:スンデ100グラム、粉末ピーナッツ少量、飾り用のエノキダケ少量
    辛いチリソースの材料:チリソース大さじ2、唐辛子みそ・しょう油・ケチャップ・イチゴジャム・刻んだニンニク各小さじ1、粉唐辛子・塩・コショウ各少々

    1.スンデを適当な厚さで輪切りにする。ノンフライヤー (180度)で5分揚げる。
    2.辛いチリソースの材料をすべて混ぜる。
    3.2に揚げたスンデを加えて和える。
    4.粉末ピーナッツをふりかけ、飾り用のエノキダケをさっと焼いてのせる。なかったら省いてもよい。
キム・ソンユン記者
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