韓国人の7割「新型コロナのワクチン接種する」…理由は「海外旅行したいから」9割

  •  韓国人の10人に7人が、新型コロナウイルス感染症のワクチンが開発されたら海外旅行に出掛けたいと考えていることが分かった。

     仁川空港公社は内・外国人1600人を対象に「新型コロナウイルス感染症のワクチン開発後、海外旅行の意向」を尋ねるアンケート調査を実施した結果、内国人(韓国人)の70%、外国人の82%が海外旅行に出掛ける意向があることが分かった、と2020年12月15日発表した。
  •  今回のアンケート調査は2020年10月30日から11月20日まで行われ、内国人1000人および中国や日本、ベトナムなど外国人600人が2度に分けて調査に応じた。

     その結果、「新型コロナウイルス感染症のワクチンが開発された後、海外旅行の計画について」尋ねる項目で、内国人70.2%と外国人82%が「出掛ける計画がある」と回答した。今回のアンケート調査で人気の海外旅行先を調べたところ、内国人の42.2%が欧州、外国人は57.2%がアジアを最も好んでいることが分かった。

     特に、海外への移動を計画している理由については観光目的が90%以上(内国人90.6%、外国人95.7%)で最も高く、続いて仕事(内国人8.8%、外国人3.4%)、教育(内国人0.6%、外国人0.9%)の順だった。

     新型コロナウイルス感染症のワクチンをめぐり、予防接種について尋ねる項目では「予防接種を受ける」という回答が70%以上に達した。ワクチンの接種に肯定的な回答は、内国人と外国人でそれぞれ70.9%、75.3%と高かった。

     ワクチン接種の理由としては内国人の89.1%が「海外旅行に出掛けるため」と回答。一方、外国人の場合は海外旅行に出掛けるためと答えた人が12.6%に過ぎず、ワクチン接種に対する内国人と外国人の考えに大きな違いが見られた。
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