一人飯にピッタリのサラダ店…体も心も青々とさわやか

  •  小説家ハン・ウンヒョンさんは自分のことを菜食主義者ではなく「緑主義者」と規定している。野菜だけ食べているというわけではないが、とりわけ野菜が好きな人。

     菜食主義者ではない、緑主義者がよく訪れている飲食店はどこだろうか。ハン・ウンヒョンさんは「食材をちゃんと味わうことができる食堂が好きなのだが、その中も野菜のおかげでよりいっそうおいしく感じられる食堂」として4カ所を紹介した。緑の元気をたっぷり感じられる店ばかりだ。
  • ◆TLC

     パスタやサンドイッチなど、ブランチメニューで知られる名店。競争の激しいソウル・光化門で創業17年を迎えた。パスタ、サラダ、サンドイッチなど、あらゆるメニューがどれも平均以上なので、安心してあれこれ注文しても大丈夫。「きょうのスープ」を酔い覚ましに食べにくる男性もかなり多いという。

    ◆ツラク

     冬にはトリガイ、春にはイイダコ、夏にはマナガツオなど、旬の海産物をしっかり味わえる店だ。ハン・ウンヒョンさんはサービングを担当する女性たちの技術を高く評価している。イイダコを鉄板焼きで食べることもできるが、このときは必ず焼き飯を注文するとよい。半分はキムチでピリ辛に、半分はイイダコの墨で炒めてくれる。

    ◆スミンの家

     釜山・海雲台の青沙浦に集まっている焼き貝店の中で最も有名な店に挙げられる。貝をどのように焼いておいしく食べればよいのか教えてくれる「エジャさん」という従業員のおかげでもある。貝だけでなく、さまざまな海産物に詳しい。

    ◆酒の植物園

     店の名前から分かるように、酒が主人公で、料理は脇役だ。クラフトビールにワイン、日本酒、日本の焼酎など、さまざまな酒類を取り扱っている。料理は季節によってたびたび変わる。

    キム・ソンユン記者
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