「歩いてこそ見える江陵・仁川」…歩き旅ガイドブック発行

  •  韓国観光公社は江陵市、仁川市とともに、地域の非対面歩き旅文化拡大のため、各地域の歩き旅コースおよび観光地情報を案内する広報冊子「歩いてこそ見える江陵」と「歩いてこそ見える仁川」を製作・配布した、と9月9日発表した。

     最近一人旅をする人が増え、歩き旅の需要が増加していることに伴い、企画されたものだ。昨年釜山・大邱編を製作したのに続き、今年第2弾として発行された。
  •  冊子では、各地域の主な観光圏域別ウォーキングコースや観光地を紹介している。圏域別の旅行ヒントおよび詳細地図、交通案内も収録されており、初めて訪れる人も難なく一人旅を楽しむことができるようになっている。

     江陵編は鏡浦台、安木コーヒー通り、大関嶺松林の道など、七つの観光圏域を中心に構成されている。鏡浦台エリアを旅行する場合、湖に沿っておよそ6キロのコースを歩いたり、地図に紹介されている場所で自転車をレンタルして静かな草堂洞の松林の道に沿ってグルメ探訪してもよい。

     正東津の場合、砂時計公園から金津港へと続く海岸通りの絶景を紹介しており、写真スポットとして人気が高い海の扇子道まで歩き、シャトルバスを利用して楽に戻ってくることができる。

     冊子には、公社が手掛ける観光地ストーリーテリングアプリ「Odii」サービスが提供される観光地も表記されており、各観光地の生き生きとしていて多様なストーリーを聞くこともできる。

     仁川編は、開港場やチャイナタウン、ペダリ古本屋通り、月尾島など六つの観光圏域を中心とし、韓国語だけでなく、英語や中国語(簡体字)でも製作された。

     仁川編は地下鉄など公共交通を結び付けてコースを構成しているのが特徴で、仁川駅と月尾島を結ぶ月尾海列車を利用するための乗り場位置情報とともに、松島国際都市の場合は水上レポーツ(レジャー+スポーツ)や自転車レンタル場所など、さまざまな楽しみやドラマのロケ地を紹介している。

     ポータルサイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)検索量など、ビッグデータを分析し、訪問者に人気の食堂やカフェなどが収録されており、宿泊先の施設やサービスの質を認証する韓国観光品質認証宿泊先情報も含まれている。

     広報冊子は各観光案内所や宿泊施設などに配布され、公社の歩き旅ヌリジプ(ウェブサイト)「トゥルヌビ」や各自治体の観光ヌリジプでPDFファイルをダウンロードすることもできる。

    イ・ヒョンジュ記者
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