ソウルの夜景の名所100カ所はどこ? オンライン写真集発行

  •  ソウル市が、ソウルの美しい夜景を楽しめる「夜景の名所100選」を選定した。

     ソウル市は、夜景の名所に選定された100カ所を写真に収めた「2021年ソウル夜景100選写真集」を発行し、オンラインで公開した、と11月29日発表した。ソウル市都市計画ポータル・サイトで写真集をダウンロードすれば鑑賞することができる。

     ソウル市は、市民たちがソウル全域の夜景の魅力を満喫することができるよう、ソウルを五つのエリアに分類し、各エリア別に代表的な場所を厳選した。5エリアは▲都心エリア(竜山区、鍾路区、中区)▲東南エリア(江南区、瑞草区、松坡区、江東区)▲東北エリア(蘆原区、道峰区、江北区、城北区、中浪区、城東区、広津区、東大門区)▲西南エリア(江西区、陽川区、永登浦区、九老区、衿川区、銅雀区、冠岳区)▲西北エリア(麻浦区、西大門区、恩平区)だ。
  •  都心エリアでは景福宮、徳寿宮、昌徳宮など歴史が息づく古宮の夜景が代表的だ。駱山公園城郭の道、北岳スカイウエイ、白凡広場公園城郭の道、清渓川など、市民たちが歩きながら夜景を楽しめる場所も推薦している。

     東南エリアではセビッ島、オリンピック大橋、蚕室湖水橋、盤浦大橋ムーンライト・レインボー噴水など、漢江の夜景を眺められる橋の名所が美しい。COEX、ロッテタワー、清潭洞ギャラリア百貨店などは、最高級ファッション・ビューティーの聖地の夜景として挙げられる。

     東北エリアでは東大門デザインプラザを皮切りに、三つの自治区(中区・城東区・竜山区)の夜景を眺めることができるメボン山八角亭、彰義門-恵化門へと続く城北洞城郭の道、東洋最大の人工滝である竜馬滝、ソウル最後の簡易駅だった旧・花郎台駅(花郎台鉄道公園)の夜景を楽しめる。

     西南エリアは汝矣島スカイラインをはじめ、高尺スカイドーム、国立航空博物館、国会議事堂、ノドゥル島ライブハウス、ソウル植物園など、地域のランドマークである建築物の美しい夜間景観を紹介している。

     西北エリアでは、ワールドカップ競技場や今年9月に開通したワールドカップ大橋の夜景を鑑賞することができる。メディア産業クラスターの上岩DMC、公共美術プロジェクトで生まれ変わった弘済流縁光のギャラリー、西大門独立公演や刑務所歴史館の夜景も紹介している。

     ソウル市は、「夜景100選写真集」をソウルの夜間景観変遷史に関する記録資料として、市・自治区の関連部署に配布し、今後政樹立や学術研究の資料として活用する計画だ。写真説明は韓国語と英語が併記されており、外国人も分かりやすいよう制作した。
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