年末KFCチキンをよりおいしく…クラフトビール「チッ」登場

  •  フライドチキンを主力商品としたファストフードチェーン「KFC」は、クラフトビール専門企業KABREWとタッグを組み、ビールを提供している全国のKFC店舗でKFC専用クラフトビール「チッ」を販売する、と12月21日発表した。

     「チッ」は缶ビールを開けるときに出る爽快な音を表した擬声語だ。音の主人公と最もよく合うチキンをセンスよく、おもしろく一文字で表現したものでもある。

     小麦色のゴールデンエールにオレンジを加え、シトラスのさわやかさを加味しているのが特徴だ。KFCチキンの味を最高に引き立て、チメク(フライドチキン+メクチュ〈ビール〉)の楽しさを届ける。
  •  パッケージにはチキンレッグがデザインされており、またKFCの創業者カーネル・サンダースことハーランド・デーヴィッド・サンダース(1890-1980年)の姿も描かれ、KFCブランドのアイデンティティを生かしている。

     KFCは「チッ」を通じて既存の顧客はもちろん、普通とは異なる特色があるものを好むMZ(ミレニアル+Z)世代、美食家など、客層を一段と拡大するという戦略だ。

     「チッ」がクリスマスや年末、家飲みおよびホームパーティーのための異色のアイテムとして人気を集め、チキンはもちろん、サイドメニューの販売量増加に肯定的な影響を及ぼすものと期待されている。

     KFCの関係者は「KFCはチキンをピース単位で販売し、鶏皮揚げ、テンダーなど、チキンを活用したさまざまなサイドメニューも提供しており、価格や量の負担なく、手軽にチメクを楽しむのにちょうどいい」とした上で「クラフトビール『チッ』とともにKFCで新しいチメクの世界を体験してほしい」と勧めた。

    キム・ジョンファン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
グルメの最新ニュース