全州韓屋村、ドラマのロケ地として人気…『恋慕』など撮影

  •  全羅北道の全州韓屋(韓国の伝統家屋)村の慶基殿や全州郷校が時代劇の撮影地として人気を集めている。

     全州市は、慶基殿や全州郷校などで撮影されたドラマ『恋慕』(KBS)や『袖の赤い裾口』(MBC)が放送されるなど、全州韓屋村がロケ地として注目されている、と12月23日発表した。
  •  全州郷校で撮影された『恋慕』の場合、放送開始から2週間でNetflix全世界ランキングでTOP10入りを果たすなど、人気を集めた。慶基殿の正殿や石垣、全州史庫や掖門、竹林などが時代劇で見事な雰囲気を生かしていると評価されている。

     現在放送中の『袖の赤い裾口』も、全州郷校で撮影された。ドラマ序盤に宮人たちの演劇が繰り広げられた場所が大成殿前の広い庭で、その後も全州郷校で撮影されたシーンがたびたび登場する。

     これに先立ち、慶基殿では映画『黄山ヶ原』(2003年)やドラマ『宮(クン)~LoveinPalace~』(2006年)、ドラマ『宮S~Secret Prince~』(2007年)、映画『王の涙-イ・サンの決断-』(2014年)、ドラマ『ミスター・サンシャイン』(2018年)、ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』(2020年)などが撮影された。

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  •  一方、全州郷校では映画『爆烈野球団!』(2002年)やドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)、ドラマ『ロックRock楽』(2010年)、ドラマ『雲が描いた月明り』(2016年)などの撮影が行われた。

     全州市の関係者は「慶基殿と全州郷校は映画やドラマのロケがたびたびおこなわれる場所で、慶基殿の竹林は観光客にとってフォトスポットとして人気を集めている」とした上で「市民の生活の質の向上のため、文化財をしっかり保存し、さらに文化財としての価値が向上するよう活用することに力を注ぐつもりだ」とコメントした。

    ハン・フン記者
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