ミカンがのったコーヒーを飲んだことある? 想像以上の組み合わせ

  •  アシアナ航空のシム・ジェボム専任事務長(52)は、コーヒー業界で認められたコーヒーの専門家だ。「2007年に妻がデパートの文化センターでハンドドリップ・コーヒー講座を受講し、一緒にコーヒーに関心を持つようになりました。今でも、朝起きたら妻が飲むコーヒーを準備することで一日のスケジュールを始めます」

     2011年には米国でキューグレーダーの資格を取り、韓国コーヒー教育協会バリスタ2級の資格証も取得した。飛行機のスケジュールの合間に世界各国の就航都市の有名コーヒー店を訪れ、コーヒーを飲んだ記録をまとめて発行した本も複数ある。せっせと全国をめぐってコーヒーを味わうシム事務長が、最近最も深い印象を受けた韓国国内のコーヒー店4カ所を紹介した。
  • ◆コーヒーリブレ

     タイムスクエア店は、もともとソウルの史跡に登録された韓国で最も古い商業建築物である京紡の事務棟で、古風な雰囲気がコーヒーと非常によく合う。有名ベーカリー「五月の鐘」と売り場を分かち合っており、クランベリーバゲット、イチジクライ麦パンなどをコーヒーと一緒に楽しむことができる。

    ◆モモスコーヒー

     全国のコーヒーマニアたちを釜山に向かわせるようにした店。規模がものすごく、客もそれだけ多いため、コーヒー1杯を飲むために待つ時間がかなり長い。しかし、一度は経験してみるべき価値がある店だ。

    ◆フェルトコーヒー

     シム事務長がオススメするフラットホワイトは、シーズナルブレンド豆を使って抽出したエスプレッソに温かいミルクを加えてつくる。フラットホワイトはカフェラテと似ているが、牛乳がやや少なめだと思えばよい。甘いデザート類の中では、栗を使ったメレンゲやシャンティクリームでつくったモンブランが人気だ。

    ◆コーヒーテンプル

     ミカン類とコーヒーを組み合わせた創作コーヒーメニューの元祖に挙げられる。全国の類似コーヒーメニューがすべてここからインスピレーションを得たと見てもいいほどだ。

    キム・ソンユン記者
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