自分の代わりにぬいぐるみが旅行? メタバースで韓国旅行まで

  •  新型コロナウイルス感染症が2年以上にわたり流行している中、インターネット上で旅行を楽しむオンラインツアーに続き、ぬいぐるみツアーまで登場した。

     インターパークツアーは海外の顧客を対象に、「自分の代わりにぬいぐるみが旅をする、トイストーリー×ソウル」と題する商品を売り出した。
  •  インターパークツアー、「自分の代わりにぬいぐるみが旅をする、トイストーリー×ソウル」題する商品
    ▲  インターパークツアー、「自分の代わりにぬいぐるみが旅をする、トイストーリー×ソウル」題する商品
     トイストーリーはこれまで、韓国国内の顧客のぬいぐるみを海外旅行に送り出す方式で昨年初めて登場し、好評を得た。

     今年も新型コロナウイルス感染症の流行が続き、海外でも韓国旅行に対する需要があるものと判断し、今回は海外の観光客のぬいぐるみを韓国に送ってもらい、旅行をするツアーが新たに登場した。

     最初の対象は、韓国から近い日本だ。日本の観光客が自分のぬいぐるみを韓国に送ると、ガイドがソウル観光およびK-POP関連の名所をメインにツアーを行う。旅行を終えた後、主なスポットで撮ったぬいぐるみの写真とおみやげを、ぬいぐるみと一緒に送るというものだ。

     ツアーのコースは景福宮、北村、国立中央博物館など韓国の伝統を体験できるところから漢江公園、ロッテタワー、鶴洞公園など、若者たちの間で話題のスポットまでさまざまだ。世界的なアイドルグループに関連する展示やモニュメントがあったり、アイドルが訪問したとして有名になった場所も訪れる。

     韓国観光を間接的に体験するグローバル・メタバース・ゲームもMZ(ミレニアル+Z)世代を中心に人気だ。
  • 写真=韓国観光公社
    ▲ 写真=韓国観光公社
     韓国観光公社は米国のメタバース・プラットフォームである「ロブロックス」を活用し、江陵を舞台にした「イカゲーム」を制作、先月基準でユーザー数が通算7万人を超えた。

     ネイバーが開発したメタバース・プラットフォーム「ZEPETO」にも、韓国を具現化したマップが登場した。観光拠点都市の釜山、木浦、安東、江陵、全州など5カ所のそれぞれ異なる魅力が込められている。

     これに先立ち、韓国観光公社は台湾や日本などでもさまざまなオンラインツアーを通じて韓国旅行をPRし、現地の人たちからよい反応を得た。

    イ・ヒョンジュ記者
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