「遊びながら、休みながら、歩きながら」…済州オルレ、1000万人が歩いた

  •  韓国国内のウオーキングブームを引っ張ってきた「済州オルレ」を歩いた人が1000万人を突破した。

     社団法人済州オルレ(ソ・ミョンスク理事長)は2007年9月、「遊びながら、休みながら、歩きながら」という標語の下、3000人が1コースを歩くのを皮切りに、前月までに26コース(425キロメートル)を1005万7084人が訪れて歩いた、と2月28日発表した。済州オルレを歩いた人が1000万人を超えたのは、オルレが開設されてからおよそ14年目のことだ。
  •  ソ・ミョンスク理事長は「新型コロナウイルス感染症により外国人旅行者の入国がほとんど不可能な状況だということを考えると、昨年済州オルレを完歩した人が46人に達したということは、励みになる」とした上で「済州オルレ開設後、1000万人を超える人たちが歩いたということは、老若男女問わず誰でも済州オルレを楽しむことができるよう、さまざまなコンテンツやプログラムを絶え間なく開発してきた効果も少なくないと見ている」とコメントした。

     特に、新型コロナウイルス感染症が拡大し、済州オルレは韓国を代表するヒーリング観光地に浮上し、探訪客や完歩者が一段と増えた。これは、装備や熟練した技術がなくても気軽にチャレンジすることができるウオーキングが「国民的スポーツ」として定着した上、新型コロナに疲れた人たちが自然と足を向け、訪れるウオーキング旅行先として済州オルレが脚光を浴びているため、と評価されている。

    オ・ジェヨン記者
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