西大邱駅オープン…高速列車が市内2カ所に停車する大邱

  •  韓国高速鉄道(KTX)西大邱駅が3月31日にオープンする。

     西大邱駅は、韓国国内の高速鉄道利用客の増加を受け、大邱西部・南部圏の地域住民の高速鉄道アクセスを改善することを目的として進められた。

     西大邱駅のオープンで、大邱は高速列車が2カ所に停車する広域市になる。
  •  西大邱駅には、週末基準でKTX28本(上り14本、下り14本)、水西高速鉄道(SRT)10本(上り5本、下り5本)、計38本の高速列車が停車する。

     大邱市は、市民や大邱を訪れる韓国内外の人々が西大邱駅を利用する上で不便がないよう「西大邱駅総合交通管理対策」を樹立し、市内バス路線の増設、市外バスの西大邱駅経由、西大邱駅周辺の信号システム調整、道路・交通施設の整備など交通システムの整備を進めた。

     さらに2024年に大邱圏広域鉄道が開通すれば、西大邱駅は高速鉄道だけでなく亀尾・倭館・慶山など慶尚北道の主要都市に広域鉄道で移動できる「ハブ駅」へと変貌する。

     西大邱駅の一日の利用需要は6162人と予想され、大邱圏広域鉄道開通時には1万621人に増える見込みだ。

     権泳臻(クォン・ヨンジン)大邱市長は「KTXとSRTが共に通過する西大邱駅の開通は、大邱の均衡発展と交通の利便向上のためのもの」と語った。
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
トラベル の最新ニュース