ソウル汝矣島・石村湖の桜並木、3年ぶり散策可能に

  •  ソウルを代表する桜の名所として知られる永登浦区の汝矣島と松坡区の石村湖の桜並木が今春、3年ぶりに再び歩くことができるようになった。

     永登浦区は今年、「輪中路桜並木」でも有名な汝矣島の汝矣西路1.7キロ(西江大橋南端-議員会館交差点)区間で桜見物ができるよう、市民の通行を部分的に許容する、と3月22日発表した。ただし、今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、イベントは開催せず、夜間には出入りが制限される。
  •  ここでは2005年から毎年4月ごろ、桜の開花時期に「汝矣島春の花祭り」が開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、昨年・おととしとイベントを中止し、市民の通行を制限した。昨年には時間帯別に事前予約を受け付け、少ない人数に限って入場を許可した。

     なお、桜並木の運営期間は3月31日から来月8日までだ。この時期、桜並木では車をはじめ電動キックボードや自転車の通行も禁止される。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、歩行者も平日には午前9時から午後10時まで、週末には午前8時から午後10時までに限り、通行することができる。

     一方、松坡区も今年、春の花祭りは開催しないが、桜の名所である石村湖公園について、過去2年間とは異なり、通行を制限しないことにした。昨年のこの時期、石村湖では散策できる時間が決まっていた。

    チャン・グンウク記者
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