食品業界が商品の構成や量などを増やした「ビッグサイズフード」を通じ、委縮している消費心理の攻略に乗り出す。
TSINGTAOは、コンビニ大手CUとタッグを組んで開発した「TSINGTAOビッグチキン弁当」を発売した。国民的つまみと言えるチメク(チキン+ビール)の組み合わせからヒントを得て誕生したメニューだ。ふたを開けると真っ先に目に入ってくる巨大なチキンレッグが圧倒的だ。ほかのチキン弁当とは異なる存在感を誇り、満ちあふれた感じがする。
サジョデリムは、プレミアム・ビッグサイズ・ホットドッグ「デリム鮮ビッグホットドッグ」を売り出した。内容量130グラムのずっしりビッグサイズのホットドッグで、もともとあった「デリム鮮ホットドッグ・オリジナル」(80グラム)に比べ64%大きい。一つ食べただけでもたっぷりの量で、食事の代用としてもおやつとしても十分だ。
オリオンは既存の「オー! カムジャ(じゃがいもの意)」に比べ、スナックの大きさをおよそ2倍大きくした「大王オー! カムジャ つけて食べるクリーミーチリソース味」を発売した。「大王オー! カムジャ つけて食べるクリーミーチリソース味」は面積が2倍大きくなっているだけに、2倍さくっとした食感を誇る。生地にはオニオンリング味を加え、よりいっそう豊かで一風変わった味を完成した。